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そして例の初任務の日。
一旦バミューダさんのところに挨拶に行ってから陽炎の衣装のままヴァリアー邸へ。
いきなり黒尽くめの狐の仮面を付けた不審者が現れたので一瞬警戒されたが、脅かすなと少し怒られたくらいで済んだ。
「Aひっさしぶり〜。背ぇ伸びた？前のサイズの方が抱きつきやすかったのに残念。」
『シークレットブーツだよ。沢田くんたちと対面する以上、性別を誤魔化す必要があったから。』
「ふーん？でも今いらなくね？」
『確かに。履き替えよう。』
せっかくなのでヴァリアー支給のブーツを貰った。頑丈に出来てるしね。
声も変える必要はないのでは？と指摘されたが、これは保険でやっておきたいんだ。流石にアジト内では仮面取るけど。
今日の任務は王子と一緒にとあるマフィアの殲滅だそうだ。だから初っ端からベタベタとひっついてくるのか。
スクアーロさんから任務の詳細を聞いている最中も私の背後から肩越しに覗き込む様に書類を見るものだから、ついにはウゼェとキレられた。
「っつーかテメェも振り払えよ！！！」
『いやらしい触り方してくるわけでもないし、別にいいかなって。』
「よくはねぇだろ！！！」
「スクアーロこそうっぜぇ。俺とAがラブラブしてるの気に入らないとか心せまー。」
『弟がいたらこういう感じかなって。』
「待って俺の方が年上だから。お前が妹だから。」
だってあまり兄っぽくは………あぁ、サラッと仕事手伝ってくれるのはやや兄っぽいかな？どちらかというとスクアーロさんの方が兄っぽいけど。
適当にベルお兄ちゃんと呼んであげれば気分を良くしたのかしししと笑って腕の力を強めてくる。
前言を撤回しよう、少し鬱陶しい。
さて話を戻すが、殲滅任務だ。殺しはどうせやらないだろうからと言われ、主にサポート担当となる。
場所は南イタリア。詳しい住所がわかっても一発で辿り着けないので、目的地付近上空に座標を合わせてワープゲートを作る。
それではいってきますとスクアーロさんに手を振り、王子と一緒にゲートをくぐる。
やや肌寒い南イタリア上空。ぽつぽつと明かりの灯る街並みを眼下に、私はスッと仮面を被った。
沢田くん相手に闇の炎を使ったタッグ戦練習を出来ると思っていたが、まさか実戦が先になるとは夢にも思わず少し緊張している。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
