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10年後の恭弥くんからの容赦ない乱撃を文字通り必死で躱していると、世界一長い3分間が終わったようで来た時と同じ煙に包まれた。
しかし飛び退いた瞬間だったので急に止まるわけにもいかず、そのまま後ろへ後退したら何かに当たり空中でややバランスを崩した。
転がる前に足場を作って踏ん張り周りを見渡すと、倒れている沢田くんが見えたので彼に衝突したのだろうと予想をつける。
戦闘中だったのか？とリボーンくんに聞かれた。
だがあれを戦闘と呼べるかは些か疑問だ。
『どちらかというと裏切り者による策略と理不尽な戦闘狂の暴力かな。』
「なるほど、雲雀とツナか。」
「俺！？えっと…未来の俺がすみません。」
『今の君に謝る必要性はないさ。私こそごめんね。怪我ない？…ところでどうして九条くんまでいるの？』
「あぁ、リボーンに呼び出されまして…まさか10年後のA委員長を拝見出来るとは…。バミューダに後で礼言っとこう…。」
九条くんは基本圧倒的にお礼を言われる事の方が多いので、彼から言うのは実は結構珍しい。
っというか何故わざわざ未来の私を見せるために呼び出したんだ。
心を読まれた様にリボーンくんから発せられた言葉は、いろいろ世話になったご褒美。だそうだ。
曰く、沢田くん関係者付近の上司持ちの中で彼だけ未来の上司を見ていなかったそうなので、期待される成長度促進に拍車をかけるのも目的だったのだとか。
まず上司じゃないんだが、そもそも10年後の私を見たところで特別刺激されるような事はないと思う。
と思っていたのは私だけのようで、貴女に見合う男になるよう頑張りますと言い残しワープホールで帰っていった。
何吹き込んだんだ未来の私。未来で貰った手紙の内容を見る限りは中身の成長はあまりないと思うんだけど。
「なぁ、九条は闇の炎も夜の炎も使えねーんだよな？立ち去るタイミングが噛み合いすぎやしねーか？」
『え？あぁ、私たちは言葉を発さない意思の疎通…つまり念話を可能にするアイテム支給されてるから。タイミング合うようにバミューダさんとやり取りしたんじゃない？』
「ほう？そいつァ聞き覚えのねぇ秘密だな？」
………おや？話してなかったかな？
結局その日はまだ隠し事があるんじゃないかと質問ラッシュ―――もとい尋問され、ビアンキさんたちとお話しするどころではなかった。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
