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一先ず重要なのは情報収集である。気取られない様注意を払って沢田くん主観の京子さんの印象なんかを聞き出してみた。
人の色恋沙汰に関わるの楽しい。
十分聞き出せたところでご当人登場。残念ながらご友人は忙しいみたいだが、沢田くん右腕くんの同行に成功。
広がって歩くと通行の妨げになるので2人ずつで並ぼうかと提案し、沢田くんと京子さんを前に、私と右腕くんを後ろにして並盛商店街へと向かった。
当然右腕くんから大ブーイングを浴びたが、ここは扱いやすいと定評の嵐属性を鎮めてみせようか。
沢田くんたちに聞かれるとやや都合が悪いので声を潜めて。
『まぁまぁ、沢田くんが少なからず京子さんに好意を抱いているのは気付いてるでしょ？そっとアシストするのも出来る補佐官というものよ？』
「で、出来る補佐官…！」
『たまには俯瞰で見てボスに何か助言するくらいやってのけるのが右腕くんの仕事じゃない？』
「確かに…！たまにはいい事言うじゃねーか風紀女！」
楽しい状況を作り出すのに成功したので多少口が減らないのは目を瞑ろう。
私の目的は京子さんの観察なのでどちらかと言えば沢田くんアシスト側、延いては右腕くんのサポートだ。
常日頃から問題児の尻拭いをやっている私だ、サポート能力は伊達ではない。
大人しく引いた右腕くんに疑問を持ちつつも顔がニヤけていて微笑ましい。残念ながら2人きりにはしてあげられないが、存分にお喋りしてほしい。
一応目的地は月に3日ほどやってくる移動クレープ屋さんだそうだ。
道中会話が途切れないように話題を振ったり、京子さんを車道側に歩かせるなとアドバイスしたり、通行人や段差にも気を付けてみろと助言したり、沢田くんにいくつか指示を出した。
その度に注がれる右腕くんからの対抗心燃える眼差しは一体何なのか。多分自分でやりたかったんだろうな。
まぁ私もやられて覚えてる限りしか言えないので、その辺りは最寄りのフェミニストに詳しく聞いてほしい。骸くんはすごく適任だよ。
「んで俺が骸なんかに…！」
『そう言うと思った。じゃあドクターとかディーノさんとかリボーンくんとかは？』
「なるほどその手が！今度リボーンさんに伺ってみるぜ！」
『ドクターとディーノさんの信頼の薄さよ。』
気持ちはわからないでもない。
誰にでも喧嘩腰の右腕くんとなかなか円滑にコミュニケーションが取れて上々である。
そのまま何事もなく商店街へと足を進めた。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
