56. スノーさん ページ12
東「おかえり、A」
退院後、寮に寄るとリビングに東さんがいた。
A「東さん！今日は早いんですね？」
東「うん。もう平気なの？」
A「はい、迷惑かけてすみません…」
東「ボクは構わないよ。大事に至らなくてよかったね」
万里「ほんとっすよ。人騒がせなヤツ」
A「何その言い方？！」
東「ほら、ケンカしないで。座ったら？」
万里「あー、オレちょっと部屋片してくるんで」
そう言って万里は部屋に戻った。
東さんと2人、コーヒーを飲みながら一息つく。
…東さんと話してると落ち着くな。
何だか、お兄ちゃんがもう一人出来たみたい。
A「…何か、東さんと話すの好きです」
東「ふふ、Aがそう言うなんて、信じられないな」
A「そうですか？」
東「何でか分からないけど、記憶が無くなる前はよくボクのことからかってたからね」
A「えっ…！」
わ、私が東さんを？！
A「た、たとえば？！」
東「ボクの髪が長いから、よくゴムをほどいて、貞子だ〜ってからかったり、密のマシュマロ投げてきたり」
うっわー！！！
こんな美人さんにそんな失礼なことを…！
A「…すみません」
東「楽しかったからいいよ。あと…ボクのこと、東さんじゃなくて、スノーさんって呼んでたね」
A「っ…！スノー、さん…？」
東「うん。苗字が雪白だから、それでスノーさんって」
…刹那、脳に強い衝撃が走った。
――思い出した！！
A「スノーさん…スノーさん！」
東「…もしかして、思い出した？」
A「はい！…って、いま思えば失礼なことしかしてなかったですね、私」
東「ううん。これから呼び名、どうしよっか？」
A「……東さんで」
東「ふふ、了解」
――東さんのキーワードは、『スノーさん』だったんだ。
私のネーミングセンス、最悪…。
(そりゃ分かるはずないよ…)
東「後は、十座と至かな」
A「…はい」
東「ボクは応援することしかできないけど、頑張ってね」
A「はい！東さんも頑張って下さいね」
東「え？何を？」
A「…マシュマロ避け」
東「ふふ、なるほどね。頑張ります」
東さんがフワリと微笑む。
――東さんのことも、思い出せた。
……早く、思い出せたらいいな。
そろそろ甘々な文章書きたい、、
シリアス書いててしんどいよもう、、
※作者の愚痴です、気にしないでください※
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Mina(プロフ) - 姫林檎さん» ひめりんごさん！嬉しいお言葉ありがとうございます！( .. ) 亀更新ですみません…(泣) これからもがんばります(^^♪ (2017年10月28日 9時) (
レス) id: da5037e298 (このIDを非表示/違反報告)
姫林檎 - Mina様初めましてひめりんごと申します。毎度毎度更新させれるのを楽しみにしていますヾ(●´∇｀●)これからも頑張ってください！ (2017年10月28日 1時) (レス) id: 30815a9d4d (このIDを非表示/違反報告)
Mina(プロフ) - pineさん» すみません！外しておきますね。ご指摘ありがとうございます！ (2017年9月7日 17時) (レス) id: da5037e298 (このIDを非表示/違反報告)
pine(プロフ) - オリフラ外してくださいね (2017年9月7日 6時) (レス) id: 3bc5a1844b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mina | 作成日時：2017年9月7日 1時
