私たちの秘密事。２

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朝日が昇って、部屋に陽が差し込む。






眩しいなと思って、目を開けると、横には布団にくるまっている樹がいた。





そばにある携帯に手を伸ばすと、大我から12件の着信が入ってた。







…これは嫌な予感しかしない。







時計を見ると、【6：19】






集合時間にばっちり遅れている。







すると、私の部屋のインターホンが鳴り響く。







「ちょっと、Aちゃん、起きなさいー！」






ドアをどんどんする音と共に、怖いで有名な女の先生の声が聞こえる。






…終わった。←






とりあえず、髪の毛がぼさぼさのままドアを少しだけ開けると、案の定怖い先生が目の前にいた。








「今、何時だと思ってんの！」






『…すみませっ、』






大我「遅刻だよ」









その後ろに大我が立っていた。









………まずい、


樹がこの部屋にいるのバレたら。







そう考えるだけで、鳥肌が立った。








私は玄関にある樹のスリッパを2人にバレないように足でそっと隠して、ドアを必要以上に開けないようにした。









「そうそう、田中くんも遅刻なのよ！」






すると怖い先生は隣の部屋のドアの前に立って、インターホンとドアをがんがん叩きながら、名前を叫ぶ。







「田中くん！田中くん！！！」







……お願い、これ以上大きな声出さないで。






樹が起きちゃう。









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