54 ページ5
.
慎太郎「じゃ、ここ解いたら終わりね!」
時間はもう22時すぎ。
先輩から合宿の補講は闇だと言われていたけど、しんちゃんはなんだかんだ優しくて早めに終わらせてくれた。
3人で仕方なく残りのページを必死にやって、補講を終わらせた。
「あしたも先生なの?」
慎太郎「いや、毎日先生変わるから明日は違う先生だと思う」
『え〜わたししんちゃんの教え方好きだから悲しいな』
慎太郎「えっ、なに、嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
すると、大我から代わる?と冗談交じりで言ってくる。
『ふふ 笑 処刑されるよきっと』
そう言うと、彼は間違いないと言う。
そんなこんなで、補講がやっと終わって、各自の部屋に戻る。
明日も朝6時に集合だから5時起き。
…起きれるかな。
それからゆっくりお風呂に入ったりして、結局就寝予定時刻の23時を過ぎて、0時半になろうとしていた。
全部電気を消して、布団に入っていても、いつもと環境が違うからか、なかなか寝付けられない。
明日朝早いから早く寝たいのに…。
そんな時。
♪〜〜
………ん?
隣の部屋からゲームの音が聞こえる。
………完全に樹だ。
私は隣の部屋の壁をぼんって軽く蹴ってみる。
すると、LINEがきた。
【樹:起きてんの?】
【A:寝れない】
【樹:俺も。なんかお化け出そうじゃね?】
【A:えっ、やめてよ】
【樹:やばい俺も怖くなってきた】
ピンポーン
そんなLINEをしていると、急に鳴るインターホン。
こんな時間に不気味すぎると思っていたが、恐る恐る扉を開けると、そこには樹がいた。
樹「ねえ、俺床で寝るから、ここで寝てい?」
『えっ』
すると、頼む!と言って私の前で手を合わせる。
相当お化けが嫌いらしい。
実を言うと、わたしも1人で寝れる気になれなくて、樹をいとも簡単に部屋に入れてしまう。
お化けと戦うようなことがあったら2人の方が心強いし。←
すると樹は本当に私のベットの床で自分の持ってきた布団にくるまって寝ていた。
やっぱり、幼馴染みだからか、彼がいるだけですごく安心する。
あっという間に寝付けることができた。
.
316人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りこ - すごい面白いです!また交換していただけると嬉しいです (2020年4月27日 9時) (レス) id: 4d62ada711 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2019年9月7日 0時) (レス) id: dc867d738f (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん。 - とても、面白いです。更新待ってます。 (2019年8月4日 8時) (レス) id: 94770c9e14 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん。(プロフ) - annintamtamさん» コメントありがとうございます!今後も楽しんでいただけるように頑張ります!!! (2019年7月20日 11時) (レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!大好きだなんて、嬉しくてにやにやしちゃいますっ笑 頑張りますので応援よろしくお願いします♪ (2019年7月20日 11時) (レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なつみかん00 | 作成日時:2019年7月6日 19時