69 ページ20
.
次の日、いつもより早めにセットしたアラームが鳴り響き、私は準備を整えてから復習をする。
……よし、たぶん大丈夫。
やるべきことはやった。
そう思いながら、朝ごはんを食べて、テストが実施される教室に行く。
樹「あ、A!大丈夫?先生から聞いたけど倒れたんだって?」
教室に着くと、久しぶりに会った樹に話しかけられる。
『あっ、うん、大丈夫。ごめんね、心配かけて』
すると彼は、よかったと言いながら私に微笑みかける。
樹「Aが倒れるなんて、この何十年間傍で見てきて初めてだからびっくりしたわ」
そう言うと、私のおでこをばちっとデコピンする。
『痛っ、』
樹「とりあえず、テスト頑張ろうな」
そう言って、自分の番号のある席に向かう彼。
きっと、私に好きな人がいなかったら、樹のこと好きになってたんだろうなって思う。
どうしてか、わからないけど、彼がモテるのはなんとなく分かる。
それから私も自分の番号が書いてある席を探す。
...
316人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りこ - すごい面白いです!また交換していただけると嬉しいです (2020年4月27日 9時) (レス) id: 4d62ada711 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2019年9月7日 0時) (レス) id: dc867d738f (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん。 - とても、面白いです。更新待ってます。 (2019年8月4日 8時) (レス) id: 94770c9e14 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん。(プロフ) - annintamtamさん» コメントありがとうございます!今後も楽しんでいただけるように頑張ります!!! (2019年7月20日 11時) (レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!大好きだなんて、嬉しくてにやにやしちゃいますっ笑 頑張りますので応援よろしくお願いします♪ (2019年7月20日 11時) (レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なつみかん00 | 作成日時:2019年7月6日 19時