私たちの秘密事。２

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時間が過ぎるのはあっという間で、時計を見ると、
【0：07】。






やばい、もう寝なきゃ。







すると、LINEのメッセージがくる。







【大我：起きてるでしょ。早く寝て！】






いきなり、大我から連絡がきてびっくりする。








【A：なんでわかるの？】







【大我：電気つけてるの、見える】







…私はたまに、考えることがある。




絶対にないけど、もし大我と別れるようなことがあったら、ストーカーされそうだな、と。←







そんなこと本人には口が裂けても言えない。






【A：もう寝るよ。ありがとう心配してくれて】






そう、きっと、こうやって連絡くれたのも、大我なりの優しさ。







【大我：Aは頑張り過ぎないことを頑張るんだよ。そして早く電気消して寝なさい】







親みたいに口うるさく、心配してくれる。









【A：わかった、頑張る。電気消すね、おやすみなさい】







すると、真っ白なうざぎが寝ているスタンプを返される。








私は言われた通り、歯を磨いてからすぐに電気を消して、布団に入る。









……どうか、明日の結果が良い判定でますように。






そして、大我としっかり話し合えますように。







まだ、樹との事件があってから深い話はできていない。







入院してしまって、すっかりそれどころではなくなってしまったのだ。







明日のテストが終わったら、きちんと話さないと。








誤解されたままじゃ、嫌だ。









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