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全方向、全ての網が警備員で固められた
群衆がキッドを探す中、おじさんの目の前にキッドのマークがついた一枚のカードが落ちてきた
左上には発信器がついており、カードの裏にはThreeの文字
ダミーに発信器がつけられていたのは一目見ただけでわかった。事前に快斗に連絡していた為上手く剥がしたようだ
2枚、3枚と続けてカウントダウンのように紙が落ちてくるとその数秒後ポンと音を立てて屋上にキッドの姿が現れる
月をバックに不敵な笑みで見下ろすキッド
くぅ...相変わらずかっこいい...
カメラにコツコツと近付きながら何かを話す。ここからじゃ何を話してるのか聞こえないが二言三言喋ると
屋上から飛び降りハンググライダーを広げる
無事に作戦が成功したことにバレないようにホッと息をつくと足元でカチカチカチと音がした
なんの音だと思い下を見るとコナンくんがキック力増強シューズのダイヤルを回す音だった
「(げっ、まじか！)」
蹴ったボールはまっすぐキッドのところへ行き、キッドも油断していたのか片眼鏡が弾き飛ばされた。
びっくりしたように此方を見た後、挑発のようにフッと笑うと追尾のヘリを撒く為にスピードを上げて去っていった
騒ぎが収まった後、次郎吉さんのところに行こうと園子が誘ってくれるが、その前にキッドの片眼鏡を警察の手に回る前に回収しなければならない為先に帰ることにした
「あ、ごめんね！用事があったの思い出しちゃった！」
両手でごめーんの形をするとしょうがないわね〜！とお許しが出たのでその場で別れることになった
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あまり小説内で自我出すの好きじゃないので手短に。お気に入りありがとうございます！
リクエストとかも可能なので是非気軽にコメントもください♡
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作者名：ぽむ | 作成日時：2023年5月5日 1時
