[FARIY TAIL]闇ギルドマスターは滅竜魔導士…!?

No.3 ページ5

【暗黒の狐・inギルド-朝】[Aside]



《ｶﾀｶﾀｯ…ｶﾞﾁｬｯ》





ﾅｽﾞ｢この調子で進めば、今日中に全て完成すると思われます｣


貴｢そうか｣




ギルド内にある入室を制限されている部屋。


自由に出入りできるのは、オレとナズの二人だけ。


他のヤツは今まで一度も入らせたことはない。


…といってもオレの魔法で封鎖してあり、入ろうと試みる者には容赦なく攻撃するように魔法陣がかいてある。


忠告もしてあるため、今まで近づいた者はいないが。


絶対に"外"へ出してはいけないモノが此処には置いてある。


極秘ってやつだよ。




ﾅｽﾞ｢…この実験は、マスターが直々に始めたものなんですか?｣


沈黙を破り、唐突に質問してきた。


疑問に思ったことを口に出したのだろう。


ナズは素直で真っ直ぐだからな。




貴｢…YESでもあり、NOでもある｣



ﾅｽﾞ｢……それはどういう?｣





貴｢自分で考えな……もう戻っていい。しっかり休め｣


ﾅｽﾞ｢………はい｣







『あんな野郎の言いなりになってたまるか…。



何があっても、仲間は守る。



生憎、簡単に仲間を売るようなヤツじゃねェんだ。



死ぬ気で守らせてもらうぜ?



オレ以外に手ェ出したときは、テメェをぶっ倒してやらァ』









【＿＿＿】[＿＿side]





《ｶﾁｬｶﾁｬ…ｷｭｯ…ｶﾀｯ》









「＿＿＿様、準備が整いました」



「…そうか。あとは自由に行動してて良い。


だが、計画に少しの遅れも許されない。呉々も邪魔はするな」




｢｢｢｢承知｣｣｣｣






【＿＿】[noside]




『早く行こうぜ!!』


『ちょっと待ちなさいよ!それ私の選んだ仕事なんだから!』





『もうすぐだね』


『ミスんなよ!』


『は!?それはこっちのセリフだね!』


『やんのかテメェ!』


『上等だ!!』



『うるさい、黙れ家畜の分際で』


『誰が家畜だｧｧｧｱｱｱ!!』



『少し黙ってください＾＾』



『『ッ!…ハイ…』』







『＿＿＿様のためにも、全力を尽くす!!』


『当たり前だ。だが、無理はすんなよ?』

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