No.28 ページ30
【____・屋敷-夜】[ルーシィside]
《……ガチャ、ギィィ…》
ルーシィ「し、失礼しまーす……」
恐る恐る中へと足を踏み入れる。
ルーシィ「…電気ないのかな…暗すぎる…!!」
中へ入ったは良いものの、灯りがなく暗いため前がよく見えない。
これじゃ中に誰かいないのか探せないじゃない!
って、灯りがない=誰もいないんじゃっ!?;;
ルーシィ「…だ、誰かいませんかー!?;」
え、雨止むまでここから動けないの!!?;;
「……誰だ」
ルーシィ「ひぇ…!!??」
び、吃驚した…!!
いきなり話しかけないでよね!!
誰だかわかんないけど、姿くらい見せなさいよ!!
……って、暗すぎて見えないのか…。
突然聞こえた声の主は、私の真ん前から来ているみたい。
コツコツと音をたてながら、こちらへと足を進めているのはたしか。
「誰だと聞いている。答えなければ侵入者として認識するが」
ルーシィ「わ、私は、ルーシィ。妖精の尻尾に所属しているわ」
「……妖精の尻尾…」
そう言った瞬間、その人は進めていた足を止めた。
私とその人の間は20センチほど。
暗すぎるために表情は読めないけど、私は"恐怖"を感じていた。
"今すぐここから逃げ出したい。"
"この人からいち早く離れないと。"
なんて頭の中で叫んでる。
背中に嫌な汗が伝うのを感じながらも、その人の言葉に耳を傾け、質問に答えていった。
本能的にこの人は怒らせてはいけないと、確信はないけど頭が強くそう言っている。
「なぜここにいる」
ルーシィ「…雨宿り、をさせてほしくて…ノックはしたけど返事がなかったから…」
表情も姿もはっきり見えてないのに…。
もしかしたら、すごいアホ面な顔をした人かもしれない……のに。
その人がいるだけで、周りの空気はその人に合わせるように、どんどん冷たく重くなっている。
私がこの屋敷に入る前に感じた屋敷のオーラが、中ではより一層、この人の前ではまたより一層、強くなっているように感じた。
「正直言うと邪魔なんだよ、アンタ」
ルーシィ「うっ;;」
そ、そんなはっきり言わなくても…。
たしかに勝手に入って雨宿りさせてくださいなんて図々しいとか思われてるんだろうけど…!!
「だが、」
ルーシィ「え…?」
「アンタが、妖精の尻尾の星霊魔導師、ルーシィ・ハートフィリアっつーなら話は別だぜ」
なんで魔法まで…!!
何者なの…!!?
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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8
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はぁこ(プロフ) - 初めまして!楽しく面白くこの作品を読ませて頂いてます。これからも更新頑張ってください! あと、夢主たちのイメイラを描いてみたんです!下手なのですが…。それをわたしの作ったイラスト集に載せたいのですが良いでしょうか? (2017年3月26日 16時) (レス) id: dfa752df46 (このIDを非表示/違反報告)
-kanade-(プロフ) - 続編おめでと!この小説面白くて好き(*´`)凛魔ー、つくりかたおしえて(´;ω;`) (2015年5月25日 15時) (レス) id: 6302b8f1b8 (このIDを非表示/違反報告)
月影暁凛魔(プロフ) - 如月龍雅さん» 遅れて申し訳ないです!!コメントありがとうございます。面白いですか?良かったです。まだまだ書き始めですが、よろしくお願いします(`・ω・) (2015年2月1日 1時) (携帯から) (レス) id: 9ab747321d (このIDを非表示/違反報告)
如月龍雅(プロフ) - 凄く面白いですo(^▽^)o 更新頑張って下さい! (2014年12月31日 10時) (レス) id: c52e92d004 (このIDを非表示/違反報告)
月影暁凛魔(プロフ) - ミミミマンさん» コメント有難うございます! 更新、頑張ります!!(´・ω・)b (2013年12月26日 18時) (レス) id: 19394d8f2a (このIDを非表示/違反報告)
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