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、
匠海side.
あー、情けない。休憩に行ったAちゃんの
少し寂しそうな後ろ姿を見て見てため息をつく。
最近彼女の元気があんまりないのはきっと俺のせい。
分かってんならなんとかしろよって話なんだけど。
いや俺だってなんとかしたいよ。
けど今Aちゃんと二人きりになる時間を
作ってしまうと俺は彼女に超情けない姿を
見せてしまいそうな気がする。
だってさ 、 分かんねーんだもん！
仕方ないじゃん！自慢じゃないけど
誰かをこんなに好きになったのなんて初めてだし
嫉妬とか言葉しか知らなかったのに
俺が今してんのは確実にそれなわけで。
女の子たちはこんな感情を常に持ち合わせてるなんて
まじで尊敬するわ…
"かき氷ひとつくださいっ"
匠「はーい 味はどうします？」
"ブルーハワイで…ってあれ？匠海？"
匠「へ？……あ、先輩」
"わぁー！匠海だぁ〜！久しぶりーっ！"
匠「お久しぶりです」
Aちゃんのことを考えながらボーッと仕事をしてて
気付かなかったけどそこには中学の時の先輩がいた。
中学の時もそこまで女子とは関わらなかったけど
この人は部活で1番良くしてくれた先輩の彼女で
俺のこともカップルでよく可愛がってくれてた。
"え〜匠海がこんなとこでバイトしてるなんて意外！
さては〜…彼女でもできたかっ！"
匠「ああ、…まあ」
"うそっ！？ほんとにー！？中学のときから
あんなにモテたのに作らなかった匠海に彼女かぁ…
けどこんな所でバイトしてたら彼女嫉妬するんじゃない？"
嫉妬って…、やっぱ嫉妬って女の子がするものであって
男がするのはおかしいよな…
匠「彼女も一緒にここでバイトしてるんです」
"わーいいなぁ〜楽しそう"
『北村くんっ、次休憩だって…』
そんな話をしていると愛しの彼女が現れた。
先輩を見てみると "もしかしてこの子が彼女？"と
言うような表情でこちらを見ていてAちゃんに
不審がられないように小さく頷いた。
そしたら先輩はニヤニヤしながら手を振って
戻っていくもんだからなんか照れくさくなって。
それがAちゃんのことを
不安にさせてしまっていたなんて思ってなかった。
続く (更新停止中)
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さくちぃ - 一気に読まさせて頂きました。めちゃ面白いです！！柊生推しなので、柊生とくっ付いてほしかった、、、笑 大智のキャラ最高です！更新待ってます！！ (2018年8月17日 18時) (
レス) id: 5bc76ab6b7 (このIDを非表示/違反報告)
runa - 最高すぎですう( ´>_<｀)匠海くんのこういう感じの小説見たかったのですごい満足感というかなんというかとにかくお話の流れとか言葉づかいとかすごいストライクです、、、、。お忙しいとは思いますがまた続きが読みたいなと思ってます！ (2018年7月11日 3時) (レス) id: 0d0d850635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっぴぃ | 作成日時：2018年6月13日 23時
