Cible Cinq ページ6
灰原「久しぶりね、(名前)さん」
『そうだな』
灰原「で、本当に良かったのかしら。博士にお金渡して」
『良いんだよ、殆ど使わないし』
灰原「そ」
俺が哀ちゃんと話しているとコナン君が立ち止まり端に有るベンチに座っている女の人に話しかけていた。
その女の見た目はまさに…。
(キュラソー…)
近づくとコナン君が怪我の具合を聞いた後だった。
灰原「お姉さんは何処から来たの?」
「分からない」
『哀ちゃんどうした?』
哀ちゃんに聞いてみるとその女性は記憶喪失のようだった。
『お嬢さん、怪我は痛くないか?何か持ち物は?』
「怪我は大丈夫、持ち物は」
女性は立ち上がってポケットの中に有った物を俺に渡した。
『コナン君、これ』
コナン「何だこれ、単語帳みたいな。カードに半透明の色がついてる」
そこまで考えていた時、向こうの方から子供達が走ってきた。
元太「おーいコナン、灰原ー」
歩美「二人の分のチケットも買ってきたよー」
灰原「(名前)さんは乗らなくて良いの?」
『ああ、俺は並ぶのが苦手でな』
哀ちゃんの問いを適当に流す。
そこでやっと博士が追いついてきた。
阿笠「こんな所で何をやっておるんじゃ?」
灰原「このお姉さん、事故にあってどうやら記憶喪失になってしまったみたいなの」
阿笠「本当か?しん…あーいやいやコナン君」
コナン「…ああ」
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年7月1日 22時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コウ | 作成日時:2019年12月21日 21時