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ペ「めっちゃいい!」
モ「それ賛成!」
「撮るのも編集するのもわたしだけじゃなくてマサイもできると思うから、卒業までまだまだたくさん撮れるよ!」
ン「マサイは今日カメラ持ってないの?」
マ「いや?おれも動画撮れるやつあるけど?」
シ「じゃあ選手交代だな、」
首から下げてたストラップをシルクによって外されて何事かと思ったらカメラまでマサイに渡った。え、ちょっと待って、嫌な予感・・・・・・・・・
「シルク!ねぇわたし今日は、!」
シ「お前だけ普通に帰すかバーカ!!」
もう一発いくぞー!!!なんて叫ぶから、みんなわたしのことを抱えて川に走り出した。やっぱり!そうだと思ったよ!
案の定わたしは川に放り投げられ、制服はみんなと同じようにびっしょびしょになりました。
それからわたしたちはいろんなところでカメラを回した。土手だけじゃなくて、公園で遊んでるところも誰かの家でちょっとふざけたことをしたところも。おかげで受験モードに入る前でかなりの量の動画を手に入れた。
いつでも見れるように、というマサイの提案でYouTubeに投稿することになった。
「動画投稿するのにチャンネルが必要なんだけど、なんかいいチャンネル名ない??」
モ「チャンネル名かー、」
ペ「なんか難しいね」
ザ「それっておれたちのグループ名でもあるんだよね?」
マ「まぁそうなるかな」
ダ「んー・・・・・・」
ン「学校、公園・・・・・・土手・・・・・・」
「、難しいよね・・・・・・・・・」
シ「・・・・・・・・・Fischer's」
「Fischer's・・・・・・さかな?」
シ「おれらあそこの川に飛び込んだりするじゃん?なんか、魚みてーだなーって思って」
マ「Fischer'sか・・・・・・」
ン「おれ良いと思う!Fischer's!」
ダ「なんかカッケーな、Fischer'sって」
満場一致でグループ名兼チャンネル名はFischer'sになった。
そう、これが今のわたしたちFischer'sの始まり。
さらに、
「でもさ、」
マ「ん?」
「・・・・・・・・・川に魚って・・・・・・ いるもんなん?」
メンバーみんなが大爆笑して、一生忘れないと未だにイジってくるわたしのこの名言の始まりでもあった。
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(過去編終了です!次のお話から現在に入ります)
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作者名:むぅ | 作成日時:2019年5月6日 1時