川に魚っているもんなん？【Fischer's】 (ページ7)

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「、マサイくん」

「ん？」

「･･････今日、学校終わったら遊ぼ！」

「土手なら行かねーよ、？」

「んーん、違う、ふたりで！」

「、えっ」

「マサイくんのこともっと知りたいし、わたしのことも知ってもらいたいから」

「････････････ん、いーよ」

これがマサイとの出会い。

それからわたしは、マサイとは2人で、シルクたちとは6人でそれぞれと遊ぶようになった。

＊＊＊

「マサイたーん」

「ん？」

「マサイたんも土手いこーよ、」

「前にも言っただろ？おれシルク苦手なんだよ」

「今のシルクは昔とは違うと思うよー？」

「だとしてもやっぱり苦手意識ってもんは取れねーの」

マサイの言わんとしてる事もわからなくはない。けど幼なじみなんだし、昔は昔じゃないか。たまに出る頑固マサイたんが発動してる。困ったなぁ、もう。

「、昨日どうだった？」

「･･････あー、まぁ、･･････うん、」

「ちゃんと話せたのかよ」

「うん･･････一応ね」

マサイとは2人で遊ぶこともあって、いろいろ踏み込んだ話をしてる。それこそシルクのこともそうだし、6人は知らないわたしの家庭事情も。

放課後の屋上で話すなんて青春だなぁ。大勢で騒ぐのも嫌なことを忘れられるから好きだけど、こうやってのんびり過ごすのもゆっくり物事を考えられるから悪くない。マサイを土手に連れていきたい気持ちは変わらないけど、両方との付き合いはこれだから上手くいってるのかもしれない。

「･････････あれ？Aじゃん！マサイも！」

「、お！ダホちゃんとザカオだ！」

ﾝ「マサイ久しぶり」

ﾏ「、久しぶり」

「どうしたの？こんなとこ来て」

ﾝ「そろそろおれらも受験に本腰入れなきゃじゃん？シルクも言ってたんだけど遊べなくなる前に思い出つくろうと思って」

ｻﾞ「で、今日はあんまり立ち入ったことない屋上にいこう！ってダホと話してて、来てみたら二人がいたってわけ」

「シルクとかダーマは？」

ﾝ「多分いつも通り土手じゃないかな？」

ﾏ「、思い出づくりか･････････」

「･･････よし！今から土手いこ！！」

「「、えっ？！」」

「マサイも！！！」

ﾏ「おれも？！」

「思い出をカタチに残す良い方法思いついた！」

これならきっと、8人で････････････、

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