【18】お披露目会 ページ42
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パソコンを囲むメンバーの顔はどこか険しい。
その反応怖いんだけど!
やっぱりダメかな・・・・・・
シ「A、」
「はい・・・・・・」
シ「、よくやった!!!めっちゃいいじゃんコレ!」
ン「うんうん!!!ちょーいい!!!」
「ほ、ほんと・・・・・・?大丈夫そう、?」
ダ「いやすげーよ、映像関係の知識あるのは知ってたけど一人でこんだけやれるのはすげーわ」
モ「映像の感じと二人の歌声も合ってていいね!」
ペ「Aすごいよ〜!!」
ザ「これ一人でやるってしんどくなかった?大丈夫?」
「いや・・・・・・わたしはぜんぜん・・・・・、」
シ「何謙遜してんだよ、笑」
「だってみんなめっちゃ褒めてくれるから・・・・・・ 夢でもみてるのかな」
マサイが連れ出してくれたあの日からなんとか落ち着いて集中できたおかげで、今日みんなにお披露目ができた。
タイトルは、 " 虹 " 。
まだ少し手直しするところもあるし最終チェックもするけどほぼ完成。なんとか思ってた通りにいって、わたしはもうハッピーラッキーです。みんなの想像は超えてたみたいだからそれもまた良かった。
よくやった自分、って、今日ぐらいは褒めてあげようかな。
ン「Aには感謝しかないよ、ありがとう」
シ「ほら、マサイもなんか言ってやれよ!」
「・・・・・・マサイたん、」
マ「・・・・・・・・・最高だよ、お疲れ」
「、うぅっ・・・・・・!マサイたあぁああぁああん!!」
かけてもらった言葉の嬉しさ、完成した安堵感と解放感の全ての感情が混ざって泣きながら隣に座るマサイに抱きつくと「よくがんばりました」と、抱き締め返してくれた。そんなマサイの言葉で余計涙が止まらなくて、みんなの言葉もあったかくて全然止まりそうもない。
今でこそシルクに加えダホちゃんやぺけたん、モトキも編集してるけど、元々はマサイがやっていたし、マサイから教わった部分もあると思う。わたしにとっても先生のような人であり、且つ共通の趣味を持つライバルでもあるマサイの言葉は涙腺を崩壊させる大手でしかなかった。
「わたし・・・・・・がんばった?がんばったよね、?」
シ「がんばった、よくやったよ一人で」
「今だから言うけどっ、全然編集進まなくて・・・・・・途中で、やめとけばよかったかな、って、思ったけど・・・ 完成してよかった、」
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作者名:むぅ | 作成日時:2019年5月6日 1時