【12】無意識の中の意識 ページ25
・
「、っ?!」
「・・・・・・・・・、」
なんでこうなったのか、誰か教えてください。
* * *
「えっ、マサイ熱?」
『おれもなんか頭痛くてさ、ちょっとやべーかも』
「じゃあ今日の撮影は無理だね・・・・・・」
『多分モトキとダホは一日空けてただろうからいろいろウチに材料あるしなんか撮ってもらえたら助かるかも、』
「わかった、先にシルクん家行って何かしら取りに行くね」
『おー、鍵開けとくわ』
「はーい」
これでグループ内の体調不良者3人かぁ。
ぺけが少し前から風邪ひいて、マサイがそれをもらったらしい。
そして電話していたシルクもどうやら危ない。わたしもダホちゃんもモトキも危ないな・・・・・・。
「もしもしダホちゃん?いまどこ?」
『今から向かおうとしてた!なんかあった?』
「実はぺけに引き続きマサイがダウンしたらしくて、シルクも体調良くないみたいなんだよね」
『え、マジ?!やべーじゃん!』
「予定してた撮影は中止だけど、ダホちゃん大丈夫ならそのまま予定通りモトキひろってわたしの家来てくれる?動画のストックあったほうが長引いても気兼ねなく休めると思うから何か撮影しようかなーって」
『おっけー!じゃあモトキには会ったら事情話しとくね!』
「よろでーす」
『ほーい!』
ダホちゃんたちが到着するのはまだ少し先だけど、マサイの様子も見に行きたいからとりあえずシルクの家行こ。
異色三人、何撮ろうかなぁ
「じゃあシルクお大事に、編集とかもやるからちゃんと休まなきゃダメだよ」
「んー、よろしくなー」
シルクと相談して何個か企画の材料を持ってきた。
よし、次はマサイの家。熱高いみたいだし何もできんだろうからお粥作ってあげよっと。それくらいなら食べれるよね。
やっば。わたし優女じゃない??モテるわぁ、こりゃモテちゃうなー!
マサイ宅に到着したはいいけど、チャイムを押す気が引ける。起こすのは申し訳ないけど合鍵とかないし、仕方ない・・・・・・
「・・・・・・・・・おぉ・・・ どーした、」
「だいぶツラそうだね、」
「、ん・・・・・・・・・」
「無いと困ると思って家にあった薬と冷えピタと・・・ あとゼリーとかスポドリ持ってきてみた」
「わりぃな・・・・・・」
・
134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むぅ | 作成日時:2019年5月6日 1時