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人間.21 ページ22

「迷惑な子」




先生が影で私の事を
そう呼んでる事を知りました




大人は皆そうなんだ
私の中で大人という存在が邪魔になりました




教室に帰り机に伏せていました
女子が話してる内容が耳に入ってきました




「何でAちゃんは何でも完璧なの?」




「完璧じゃないよ。美術は苦手だし」




「成績優秀。運動神経抜群。羨ましいよ」




「勉強は何もしてないよ。
実技は見よう見真似でやってるだけ」




私はAちゃんが嫌いでした
私と違って何でもできるし男子からも人気だし




嫉妬なのかな
そんな事はどうでもいい




Aちゃんは才能の塊
才能に恵まれた人でした




私が欲してる事を何でもできて
憎かった




Aちゃんの苦手は美術
それだけは勝てると思っていました




でも後日
Aちゃんは絵で賞を2回取りました




「あんな下手な絵が賞を
取るなんて思ってなかった」




自分のクラスの人が賞を取ったのが
嬉しいのか先生まで嬉しそうでした




「お前は俺の自慢の教え子だ」




私には入れない世界
私には恵まれなかった才能




クラスの女子が回りに来ました




「あんたの才能って
人に嫌われる事じゃないの?」




「他に影が薄いとか?」




「今思ったんだけど
幽霊に得意な事ってあるの?」




「人に嫌われるのが得意なんだよ」




先生はこの話を聞いているはずなのに
何も言って来ませんでした




むしろ私を見放す事を言って来たのです




「ほどほどにしとけよ?」

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kiri - 眺花さんのおかげで、眺花さんがいてくれたから大事なことに気づくことができました。ありがとうございます。 (2020年9月14日 23時) (レス) id: d5e35498e9 (このIDを非表示/違反報告)
kiri - 実は私の友達に不登校の子がいます。その子、毎日先生に手がちぎれるほど腕を引っ張られて登校しているんです。私は本人じゃないから気持ちはわかりません。でも、眺花さんの話を読んでいて、悔しい気持ちになりました。なんで助けてあげられなかったんだろうな、って。 (2020年9月14日 23時) (レス) id: d5e35498e9 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 今は専門学校に通い、いつか私をいじめていたアイツらを見返してやろうと思いながら生きています。作者様の小説の小説に感動しています!これからも頑張って欲しいです!作者様のペースで頑張ってください!! (2020年4月22日 19時) (レス) id: 7d909469a6 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 私は、小・中といじめを受けて生きてきました。自殺未遂もしたことありますが、親や特別支援の先生に怒られました。命を粗末にするなと。高校は私みたいな人が通っている学校に行き、親友と呼べる友達もできました。 (2020年4月22日 18時) (レス) id: 7d909469a6 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 初めまして。長文になると思いますが、失礼します。 (2020年4月22日 18時) (レス) id: 7d909469a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:眺花 | 作成日時:2015年11月15日 13時

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