一日目の夜 ページ6
＿＿＿＿＿ＧＭ＿＿＿＿＿
今日の犠牲者はどれ？
今日の狩人はどれを守る？
占い師は誰を占う？
嗚呼、楽しみぃ…
そろそろ人狼が現れるだろう
案内して差し上げなければ
「ガルッ…」
人狼用の部屋は壁も床もコンクリート
まるで外にいるかのように寒い
白いコンクリートに人狼のヨダレが垂れる
ペチャリと音を立てる
ＧＭ「あーあ、こんなに壁に傷つけて
今日は誰を喰らうの？」
それぞれの写真を人狼の前にばらまく
獣の手に変わった腕を伸ばす
噛みたい相手の写真に爪跡を残す
ＧＭ「あーあ、そうですか
ではご案内して差し上げます」
＿＿＿＿＿占い師＿＿＿＿
今回の占い先…どうしようかな
今回のメンバーは俺を含めて7人
Ａさん占ったって意味ないし…
分かんないな…うーん
個人的にＤさんが怪しいんだよな
初心者の考えかもしれないけど
Ｋさんが意見を聞いた時に
いちいち情報がないから特に言えないのは
他の人も同じだったから
あそこであぁ言うのはおかしいよな…
ＧＭ「お決まりですか？」
占「はい Ｄさんを占います」
ＧＭ「Ｄさんですね、その方は＿＿です」
＿＿＿＿＿霊能力＿＿＿＿＿
「それでＡさんは白ですか？黒ですか？」
ＧＭ「来てすぐおもてなしもないのですか？」
「はあ…おもてなしも何も
ここじゃ、お茶も何も用意できねえよ」
ＧＭ「おや、正論を言われてしまいました アハッ
Ａさんは白ですよ」
白なら、狂人で確信だな
＿＿＿＿＿狩人＿＿＿＿＿
ＧＭ「誰をお守りしますか？」
「俺は折角だからＨさんを守るぜ」
ＧＭ「(元気な人なのかお馬鹿さんなのか…)
了解しました」
はあ…一日でこんなに疲れるものなんだな
本格的にやっているせいなのか…？
＿＿＿＿＿共有＿＿＿＿＿
「うーん、やっぱ初心者多いと疲れるー」
「そいうお前も初心者だけどな
にしても狙ってるような役職だなー」
「ホントそれ！私達がカップルなんて
誰にも言ってないはずなのに！！」
「ははっ まあいいさ
早速会議しよう Ｋさんにメモ借りてきたからさ
これ見て現状整理」
「りょうかーい！」
＿＿＿＿こうして一日目の夜を終えた
君たちの幸運を祈っているよ？
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作者名：Ｕｔａ | 作成日時：2015年1月14日 18時
