関西がーる4 (ページ36)

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電話ページ36

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何とか会見を終えると、一気に疲れが...

大倉「緊張したやろ。」

『疲れました、』

大倉「でもまだ仕事残ってんで。」

『え？』

渡されたのは私のスマホ

大倉「メンバーに連絡しい？」

大倉くんからスマホを受け取り、恭平に電話をかけた

数回の呼出音が鳴る

恭平「...A...？」

『恭平...。みんなおる？』

恭平「うん。ビデオ通話にするな？」

画面に映し出された恭平は目が潤んでて

他のメンバーも目に涙を浮かべていた

『...会見、見た？』

恭平「見たよ。」

『なにわ男子に、戻らせてください。』

丈一郎「あほ、当たり前や。」

和也「おかえり！！！」

『...っ、いいの？』

大吾「いいに決まってるやろ！！戻ってきてくれへんと困る。」

みんな笑顔で迎えてくれて、涙が落ちる

『...早くみんなに会いたい、』

県をまたいだ移動がまだ難しいから大阪には帰れなさそう

駿佑「俺も～」

長尾「ってことは、8人でアオハルできますね！！」

丈一郎「振替公演な。」

『振替？』

和也「ん、まだ発表なってないけど決まってん。Aの復帰ライブやな。」

この状況、予定通りできる保証はないけど7人とアオハルしたい

大吾「あ、あと浮所たちから連絡来てた。Aのことほんまは嫌やけどお返しします～って。」

『そっか、』

流星「Aにいっぱい教えてもらったって言ってたよ。」

私も彼らから沢山学ばせてもらったし、少しでも彼らの力になれたんやったら良かった、

恭平「東京行けるようなったら、すぐ行くから。A来る前に行くから待っててな。」

『ふふっ、待ってる。』

電話を切り、沢山の人から来ていた連絡をひとつひとつ返し、慌ただしい１日を終えた