共犯者に恋をしてはいけません7【安室透/降谷零】

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中「何ぃ！？公安だと！？公安がここに何の用だ？」

風「3日後に再来日するイングラム王国のセリザベス女王がこの秘宝展を楽しみにされてるのはご存じですよね？」

中「はあ？」

次「ああ！先日警察が視察に来ておったわい」





「マジで連れて来たの.....」

降「上司の命令は絶対だからな」

「何がしたいのか知らないけど、"優秀"なあんたなら一人でやればいいじゃん。アイドルフェスすごい楽しみにしてたのに可哀想だとか思わないわけ？」

降「なんだ、いつからそんなに風見の味方になったんだ？バイトの事も話してくれなかったり最近少し寂しいぞ」

「.....そういうのいいから」





私だったら絶対辞めてるけどね
せっかくの休みに問答無用で呼び出してくる上司なんかいたら嫌なんて騒ぎじゃない

充分パワハラでしょ？
訴えたら慰謝料くらい貰えそう


女王がどうたらこうたらーってどうせこの金髪に言わされてる事を延々と喋るメガネの背中を見ながら、
あのサミットの時にまさにお父さんを逮捕してった人なのに気付かないんだ.....って振り返ってこっそり見る蘭ちゃんの顔

今はもはや公安だって言っちゃってるのに
そんなに人の顔って覚えてないもんなんだね....





降「ああ、そうだ。怪盗キッドの事は知ってるか？」

「キザ野郎って事くらいなら」

降「大正解だな。どうだ、一つゲームをしてみないか？」

「.....あんたそんなに暇な



次「では女性陣には退室して貰おうか！キッドが化けるかもしれんし」



「.....じゃ私このまま帰るから。メガネにはご飯くらい奢ってあげなよ」

降「いや、戻って来い。今は友達と一緒に出て、隙を見て適当な理由をつけてここに戻って来て欲しい」

「私はあんたの命令なんか聞く義理ないからね」

降「だからゲームだよ。誰が先にキッドが変装している人物を見破られるか。負けたら今度デートしてもらうぞ」

「なっ、やるわけないでしょそんなの！」

降「やらないなら不戦敗だぞ」

「勝手に決め

降「あ、それとここに戻って来たら何か合図をしてくれるか？お前が変装されないとは限らないからな」



園「Aちゃーん！早く行こー！」



降「ちゃんと本人だと分かるような

「優秀な公安警察様なら合図なんか無くても見抜けると思ってたけど、期待し過ぎた？」

降「.....ふっ」

「ごめん！お待たせ！」

園「なになに？何話してたの！？」

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