共犯者に恋をしてはいけません7【安室透/降谷零】

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「でもすごいね、本当に分かんないよ、その顔どうやって作ってんの？」




もう笑うしかねーよ.......

中森警部じゃないだけ良いんだろうけどよ......





風「ど、どこで気付いた......？」

「ああ、三者面談の話は嘘」

風「....は？？」

「なんて誤魔化すのか見てみたかっただけ。今度はちゃんと知ってる人に変装した方がいいんじゃない？彼女もいないおじさんを、私みたいなどっかのJKの父親だと勘違いしないようにさ」

風「えっ」

「だいたい、娘だと思うくらい私その顔に似てんの？傷付くんだけど」





こ、怖過ぎだろ......！？

1ミリも笑わねーし、でも俺をキッドだと告発もしねーし

何がしたいのか全く読めねぇ.....！





風「.....と、とりあえず帰った方がいいんじゃないか？お父さんお母さん心配するだろ？」

「あー.....邪魔だって言いたいの？」

風「いや.....まぁ.....その.....」

「でも私、その風見っておじさんに送って来てもらったから帰るなら探さないといけないんだけど。それでもいい？」

風「えっ

「今どっかのトイレで寝てるんでしょ？男子トイレくらいそこら辺の人に頼めば別に

風「いやいやいや！ちょっと待て！やっぱり帰るな！」

「なんで」

風「なんでって、今あのおっさん起こされたらヤベーからに決まってんだろ！？」

「そんな事言われても、元々キッドに興味無いし、どうやって盗むのかが一番面白いシーンなのにもう終わってるし、私がここにいる意味ある？」

風「あ、あの風見って公安！深めに眠らせてっからそう簡単には起きねーぞ！だからどうせ今すぐ帰れねぇんなら

「あ、さっきの嘘だよ。友達と一緒に来た」





.........何がしてぇーんだよ！！？？この女！！！

あの安室ってヤベェ奴とも知り合いみたいだし、そもそもここに何しに来たんだよ！？





「でどうする？梓さんナンパしないの？金髪と一緒にいる所を見られたら炎上するーって騒いでたから、逆にあんたと噂になれば好都合だと思うけど」

風「俺に何のメリットがあんだよ！しかも風見っておっさんにも迷惑がかかんだろ！？」

「彼女欲しいみたいだから大じょ、っ

降「こら、少し遊び過ぎだぞ。最近寂しいと言ったばかりだろ？」

「........キモ」

降「ところで風見、例の現場はどうだったんだ？」

風「あ！い、いえ！特に目立った動きは......」

「.......あんたマジで性格ヤバ過ぎ」

降「お前に言われたくはないぞ、お互い様だ」





もう俺、訳わかんねぇ

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