検索窓
今日:7 hit、昨日:18 hit、合計:171,889 hit

2019旅行 in 日本 4(JS) ページ5

<JS side>


かき氷の店を出た後は、予定通りぶらぶらと表参道を歩いてショッピングを楽しんだ。

ルイ・ヴィトン、シャネルなんかのブランド店も多数あったけど、そういうのにあまり興味がないAは、たまたま立ち寄ったこじんまりとした雑貨店で黒猫のシールとかを買ったりしてた。自分のポケットマネーで。

僕としては望むならなんでも買ってあげたいのに、物欲がないというか、お金のかからない子だ、相変わらず。



それからAが乗ってみたいと強く希望していた電車を乗り継いで(切符を買うのに日本語が読めないから苦労した)浅草へ。

雷門前でセルカを撮ってたらここでもCARAT達に気づかれて、でも一緒に写真を撮ったり撮ってもらったりした。
イルボンCARATちゃん達は親切だねぇってAと感激し合う。


『オッパ〜、あれ食べたいです!』

JS「ん、どれ?」


仲見世通りに入ってすぐサングラスを外したAは、目についた揚げ饅頭を指差した。
もちろんすぐ買ってあげて、美味しそうにパクついてる姿を見てると笑みが零れる。


JS「美味しい?」

『とっても美味しいです!』

JS「良かったねㅋㅋ」

『オッパも食べればいいのに〜』

JS「僕はもうお腹いっぱいだよ(かき氷で)」

『そっか〜〜ざんねん』


さっきまではお腹壊すかもとか言ってたのに底なしの胃袋だな・・・・・

妙に感心してしまう僕の傍らで、そこからアイス最中、芋ようかん、煎餅・・・・と順調に食べ進めていくA。
さすがに夜ご飯入らなくなるんじゃと思って「もうその辺にしときな」と止めると、


『オッパ、オンマみたいㅋㅋ』


なんて言われて非常に不服だ。
なんで僕がオンマ・・・・・・(笑)

っていうか、


JS「A、ついてる、」

『ん、?』


なんで口の横に食べかすつけてるの。
「なに?」とか言って全然気づいてないから親指で拭ってあげる。


『あ、・・・・・、』


それをぺろっと口に含めば、ほんのり甘い味。

途端にAの顔が真っ赤になる。
化粧っ気のないすっぴんの幼い顔で僕を見上げて眉をしかめてる。

・→←★作品アンケート★



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (216 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1812人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , ウォヌ , セブチ   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七瀬 | 作成日時:2022年9月11日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。