SEVENTEENの問題児3 (ページ13)

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『本当にすみません。この部屋････ベッドと、床････コーラまみれになっちゃった。パジャマも････』

JS「まぁ、うん、そうだね」

『オッパ、えっと･････私の部屋、来ますか？』

JS「えっ？！？！いや、それはいいよ、大丈夫」

思い切って顔を上げて伝えると、なぜか一瞬狼狽えるオッパ。

『でも･･････』

JS「本当大丈夫だから。ね？」

『ううう････本当、なんと言ったらいいか。ホテルの人にも謝ります、私』

JS「うん、まぁ････僕も一緒に謝ってあげるし、それは明日でいいとして････」

『？はい、』

JS「Aは？掛からなかった？････大丈夫？」

『･････え』

この状況で私の心配をしてくれるなんて。

びっくりしてる私を、なんとも優しい顔をして見つめていた。
慈愛に満ちた眼差しで。

JS「ほんと、面白いね、Aって。･･････ふふっ、」

『････････は、』

JS「漫画とか、ドラマみたいだったじゃん･･････まさか現実にあるなんて･････あははははっ」

『はぁ･･･････、』

お腹を抱えて笑い出したオッパを呆然と見つめる。
めちゃくちゃツボってらっしゃる。

なんかわかんないけど、怒ってないなら良かった･･･････。

とりあえずホッと肩を撫で下ろしていると、ひとしきり笑い終わったのか「ちょっとこっちおいで」と手招きされたから完全に油断してた。

腕を引かれて身体が反転したと思ったら────

気がつけば、今度はさっきとは真逆、ベッドの上で押し倒されてた。

オッパが見下ろす形で腹部に跨がってくる。

･････････････え？

JS「悪い子だなぁ、Aは」

『･････お、おっぱ？』

なんでそんな、悪い顔で見て来るんですか。

JS「この事態、どうしてくれよっかなぁ」

『え････だからさっき、一緒に謝ってくれる、って、･･････？、』

さっきと言ってる事違うんですけど･････

優しい眼差しはどこへ？！というくらいなんか意地悪な顔してる。