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ちなみにね、さっきからトイレに行きたいんだけど、ずっと迷子になってます←

迷子中に小湊さんと会ったんだけど、道聞けばよかった…((泣




?「何してんの?」


振り返らなくてもわかる…

聞き慣れたその声…




一也だ…



A「あ、えっと…迷子?」


御幸「どこ行きたいの?」


A「ト、トイレ」


御幸「こっち」



そう言って歩き出す一也。
…あ、御幸くんて呼んでるんだっけ…。



御幸「何でいるの?」


A「えっと、今日限定でマネージャー頼まれて」


御幸「そういうことね。お前がいたら下手に情報与えられねぇなw」


前を歩く御幸くんが、少し振り返って苦笑した。



A「…そーかな?」


御幸「うん。それに、俺のリードの癖でも掴まれそう」


A「あー、それならいけるかも」


御幸「お前のと似てるからな」


A「似てる?」


御幸「似てるよ」



意識してなかったけど、中学のころ一也の試合みてると、私の思ったようなリードしてたなそういえば。



そして、トイレに着いた。


A「ありがと、ここまで案内してくれて!」


御幸「俺も丁度行きたかったしいいよ」



.



トイレから出たらそこにはまだ君がいた。


御幸「どーせ帰りも迷うんだろうから、ついでだ」



…ううん、変わってなかった




あなたはいつでも優しいんだ。






それが恋人への優しさとは少し違っていることはわかってるけど、、


君の優しさはやっぱり心地いい。




御幸「方向音痴なのは変わってねぇな」


A「//仕方ないじゃん!ていうか御幸くんもそろそろ少しはサッカーとかできるようになった?」


御幸「ばーか、俺は野球一筋でいいんだよ」


A「やっぱ変わってないな〜ww
てことは、甘いもの嫌いなのも変わってない?w
中学の時、御幸くんのところと練習試合した帰りにクレープ屋に行って、無理して食べてその後ずっと気分悪かったっけ?」


御幸「懐かしいなwじゃあ覚えてるか?遊園地に行った時、お化け屋敷で迷子になったよな?ww」


A「あれは一也がどんどん先に行っちゃうからじゃ…」


あ…名前で…



御幸「Aが離れるからだろ」


A「っ//」




気付いたら稲実のところへ着いていた。



鳴「A!どこ行ってたの…って、一也」

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作者名:ふー | 作成日時:2018年7月25日 7時

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