お兄ちゃんはあげません。【降谷零】

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昴さんがお料理をしているから、コナンくんとお話してるの。




「コナンくんのお家って、毛利探偵事務所なの？」




「うん、そうだよ。」




「"眠りの小五郎"はお兄ちゃんの師匠さんなんだよ！」




「うん」




「コナンくんも探偵さんになるの？」




「うん。僕もおじさんみたいな探偵になるんだ(ぜってぇおっちゃんみたいな探偵にはなりたくねぇけど)


Aちゃんは何になるの？」





「Aはねー、警察官になるの！」





「かっこいいね」





「でもねAは、皆が知ってる警察じゃなくてね、"けいさつちょう"の"こうあんけいさつ"になるの！」





「(絶対安室さんのやつだ。というか可愛い。)」





「それでね、日本を守るのがAのゆめ！」





「Aちゃんすごいね
(つーかそれ外で言ったら安室さんの正体バレちまうんじゃねぇか？まぁ頑張ってくれ安室さん。)」





「えへへ、
だから、Aはつよくなるの！」





「がんばってねAちゃん、僕応援してるね」





「ありがとうコナンくん」





「できましたよ二人とも」







そう言って昴さんがご飯をもってきてくれた。









ビーフシチューだった。
あとはちょっとしたサラダとパン。




「「いただきます」」






「A、お家でパン食べないから嬉しい！」





「おや、家族にパンが嫌いな方でも？」





「あ。嫌いじゃないけど食べないんだよ」






危ない危ない。お兄ちゃんのことは話しません。









昴さんのお料理はとっても美味しかった。

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