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あなたside
電車の中でも詩の席は
村上先生の膝の上。
詩「ねぇねぇ、むらかみせんせー…」
村「…詩ちゃん。
ここ歯医者さんちゃうねんから
"村上先生"っていうのやめへん？」
詩「…？」
村「俺な、下の名前信五いうねん。
せやから信ちゃんって呼んでぇな。」
詩「しんちゃん！」
村「せや^^
これからはずっと信ちゃんな？」
詩「うん！」
村「…Aさんもやからな？」
「…えっ？！」
村「休みの日まで"先生"言われたら
疲れてまうわ(笑)」
ま、まぁ…それは、確かに…。
「な、なんとお呼びすれば…」
村「…何でもええがな(笑)
村上先生以外なら(笑)」
「えと……じゃあ、村上さんで…」
村「…なんや堅っ苦しいのお(笑)
ま、とりあえずそれでええわ！」
堅苦しいと言われましても…(汗
"村上さん"なんて、
それだけでもドキドキしちゃう…。
電車に揺られること数十分。
詩はずっとご機嫌でおしゃべりしてたけど、
私は隣に座る村上先生…村上さんとの
距離の近さにいっぱいいっぱいで。
電車が揺れて肩がぶつかる度に
心臓がうるさくなって、
ぶつかった肩が熱くなる。
村「よっしゃ、着いたー！」
詩「ついたー！」
これ以上は心臓がもたない…
そう思ってたときに目的の駅に着いて
少しだけホッと胸をなでおろした。
村「…Aさん、大丈夫か？」
「えっ…」
村「なんや今日元気ないやんけ。」
「そ、そ、そんなことないです！」
村「そうか？それならええねんけど…」
「ぜ、全然大丈夫です！元気です元気！！」
村「わーったって(笑)」
私ばかりこんな緊張して…ずるい。
詩「はやくいこー？」
村「おー、せやな！
Aさん、行くで！」
「あっ…は、はいっ！」
天気の良い日曜日の遊園地ということで
結構混んでる。
「詩、迷子にならないようにね。
しっかりママとおてて繋いで。」
詩「うん！
しんちゃんもおててつなぐ？」
村「おっ、俺ともおてて繋いでくれるん？」
詩「うん！」
詩を間にして三人で手を繋いで…
こんなの、完全に家族がやるやつじゃん…。
村「さーて、何から乗るか！」
三人でコーヒーカップに乗ったり
村上さんが詩を隣に乗せて
ゴーカートを運転したり…
急流すべりでは詩を一番前にして
詩、私、村上さんの順番で座ったら
村上さんだけびしょ濡れになって…
こんなに笑ったの久しぶり、ってくらい
思いっきりはしゃいだ。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - このお話は続編書く予定ありますか？続きが読んでみたいです！！ (2019年12月6日 5時) (
レス) id: 01c718ac19 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» なんもです！！！ はい！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ひろみさん» お返事遅くなり申し訳ありません;;ヒナちゃん担さんに楽しんでもらえて安心しました(*´-`)笑 最後までお読みいただき、ありがとうございました！ (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - Aiさん» お返事遅くなり申し訳ありません(>_<)紫さんのお話私も楽しく書かせていたので、きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^) (2019年11月16日 14時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 私、マルひな担なので、このお話ほんとにキュン死するかと思いました…… (2019年11月11日 7時) (レス) id: c44bf9e494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年8月25日 20時
