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「っ…いよ」
「ん?」
「このまま続けて…いいよ…っ、」
Aちゃんから聞こえた確かな言葉に、俺の鼓動がキュンっと跳ね上がる。
握ってたAちゃんの手を俺の胸に当てると、緊張から潤ませた目で俺を見つめた。
「…俺も、すっげー緊張してるのわかる?」
「…ほんとだ……」
少し安心したのか、ふふっと優しく笑って見せてくれたAちゃんの笑顔に好きな気持ちが大きくなる。
そのまま腕を引き寄せてAちゃんを抱きしめる。
「…本当に大丈夫?
ゆっくりでいいんだよ?」
俺の言葉に答えるように、Aちゃんが背中に腕を回して、ゆっくり頷いてくれた。
「…うん。大丈夫。」
「……」
「…私も……
玉森くんのこと知りたいの。」
「っ…///」
俺の中の理性が一瞬にして弾けて、そのままAちゃんをベッドに寝かせる。
下から俺を見上げるAちゃんの潤んだ瞳が色っぽくて、そのまま覆い被さってキスを落とす。
一生懸命についてきて、俺に応えようとしてくれるAちゃんの唇に無我夢中に吸いつく。
愛おしくて……
可愛くて……
俺だけのものにしたくて……
欲望からくる焦る気持ちと、愛する気持ちからくる優しい気持ちが葛藤する。
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珠美(プロフ) - りょうこさん» りょうこさん≫コメントありがとうございます!励みになります(^^)これからも頑張りますので、よろしくお願い致します! (2021年7月5日 13時) (レス) id: 6cd37f4262 (このIDを非表示/違反報告)
りょうこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています! (2021年7月5日 12時) (レス) id: c2325c836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠美 | 作成日時:2021年6月30日 23時