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「いいよね、家で一緒に飲めるとさ。」
「え？」
「俺、Aちゃんのお酒強いところも好きなんだよね。いつも楽しそうに飲んでるし。」
「っ…////」
そんな風に見られてたなんて、ちょっと恥ずかしいけど……。
麦茶のグラスを口につけたまま玉森くんから視線を逸らす。
「あっ、そうそう！」
「……？」
「今日の寝るところなんだけどさ。」
そうだったよね。
1週間お世話になるんだもんね。
「わ、私…玄関でもどこでも大丈夫…！」
あれくらいのスペースがあれば全然寝られる。
どこでも、どんな姿勢でも、瞬時に眠れるのが私の特技でもあるから。
「ぷっ…ははは！玄関って…それはさすがに無理でしょ！」
「本当に…！
玉森くんのお邪魔にならないところで…！ね？」
「んー」って考えながら、前のおかずを小皿に取り分けてる玉森くん。
その箸の動きをただただボーッと見つめる。
「いや、考えたんだけどね？
さすがに1週間ソファーっていうのは苦しいかなって思って。
お互いに家出る時間も違うからここだと騒がしいだろうし。」
「わ、私は全然大丈夫だよ？
転がり込んできた身だし！そんな気にしないで！」
「…いや。それでさ、提案なんだけど。」
「……？」
一瞬黙り込んだ玉森くんが箸を置いて、私の方を上目に見る。
目が合った私は次に何を言われるのかわからなくて、ただただ構えて次の言葉を待つ。
「いっその事、一緒に寝るのはどう？」
「ええっ……！？！？」
……い、今、何と？
私と玉森くんが一緒に寝る？
それは、つまり、事故ですよ？
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珠美(プロフ) - りょうこさん» りょうこさん≫コメントありがとうございます！励みになります(^^)これからも頑張りますので、よろしくお願い致します！ (2021年7月5日 13時) (
レス) id: 6cd37f4262 (このIDを非表示/違反報告)
りょうこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています！ (2021年7月5日 12時) (レス) id: c2325c836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年6月30日 23時
