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カーテンの隙間から漏れる光で目を覚ます。
身体に直接触れる生地の感覚。
俺の脚に絡む細くて滑らかな生足。
口元に当たる柔らかな髪から香る甘い匂い。
「っ…、？」
まさかのまさか。
この感じ、この間と全く同じじゃない？
窮屈なベッドで俺の胸元に埋まりながら小さな寝息をたててる彼女。
その寝顔をいつまでも見てられるなんて素直に惚れ惚れしながら、その反面で罪悪感と焦りで若干テンパってる俺もいて。
起こさないように慎重にそーっと手を動かすと直接触れたAちゃんの素肌に、この状況が確信に変わった。
お互い裸。
ということは�爐修ΔいΔ海鉢瓩世茲福�
俺、風邪っぴきだったじゃん。
適度な運動？のおかげか昨日のようなダルさは全くなくて、むしろ気分も晴れ晴れしてる。
だからこそ、する事しといて今さら心配になる。
俺、風邪移してないかな…？
ふと視線を下げると、露出した彼女の肩にタオルケットを引き寄せてかけ直した。
「ん…っ、」
小さな声を洩らしながらグリグリと俺の胸元に顔をこすりつけて、寝ぼけ眼で俺を見つめた。
「………」
「………」
さて、どうしよう。
Aちゃんが目をぱちくりさせて今の状況を理解しようとしてる。
「おはよう」
とりあえず朝の挨拶をしてみたら、
「またしちゃったね」
って触れた脚を滑らせてさらに深く俺の脚に絡みつけた。
それだけで俺のがまた反応を示して、思わず腰を引いた行動に気付いてクスクス笑ってる。
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作者名：珠美 | 作成日時：2021年9月15日 12時
