視線ってささるんだね ページ19
ざわめく会場……
私に話しかけてきたのは
何をかくそうみんなのお父様
カールハインツさんだったのだ
『カールハインツ!??』
カ「やぁ、久しぶりだね姫君」
『……その姫君ってのやめてくださいよ』
カ「ハハハッでは、なんと呼んでほしいのかな?」
ん?
また、このささるような感じは
ヒソヒソ
「カールハインツ様にむかってあの口の聞き方とは……」
「あの子誰なの?……ヒソヒソ……」
やべっ
なるべく目立たないようにしたいのに……
カ「1曲踊っては頂けませんか?お嬢さん?」
『へ?』
カールハインツさんが私に膝まずき手を差しのべる
ザワッ!!!
また会場からの視線が!
『あわわっ!やめてください!!』
カ「踊ってくれるまでこのまま……」
『わかりました!わかりましたから!』
カ「ニコッでは行こうか」
なんかこの人疲れる…←
レイジさんに習ったように……こうして
えっと……姿勢はこうっ
カ「そんなに緊張しなくてもよいのですよ?姫君……さぁ私にまかせて」
カールハインツさんにぐいっと腰を引かれとても距離が近くなった
『……//////』
カ「実にかわいらしい……クインスもそんなだった」
遠い目をして言うカールハインツさん
『……そのクインスってだれですか?』
カ「…………」
『答えてください』
カ「……とても可愛らしく美しい人だった……彼女は僕のものにはならなかったけどね。僕はあの人の虜だった……今も……
きっとこれからも……。」
『私に似ているとリヒターさんから聞きました。』
カ「……そうか……」
暫くの沈黙
流れる音楽
短い沈黙のはずなのに
私には長く感じる……
その沈黙を破るようにカールハインツさんが言う
カ「……フフッ……彼奴もまだ子供のようだ」
『?』
カ「ほらごらん?あんなに敵意をむき出しにして……」
カールハインツさんが見つめていたのはシュウさんだった
カ「…君が絡むとどうも熱くなってしまうようだ。何事もやる気のなかったあの子が……君のおかげかな?いつもありがとう」
『性格がひんまがりすぎて大変ですけどね』
カ「ハハハッそれは申し訳ない」
『でも優しくて温かい人です』
カ「……フッ……ありがとう……」
『えっ』
するとカールハインツさんは私から離れ私の手に口づけを落とした
「……っ///」
シ「親父!!」
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アリス - 空さん» そうだね!(≧∇≦) (2015年11月30日 21時) (レス) id: 74c50fc250 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - アリスさん» そうなんだ!みてみる\(^^)/お互い頑張ろうねp(^^)q (2015年11月30日 18時) (レス) id: c6d96d82dc (このIDを非表示/違反報告)
アリス - よろしくね(≧∇≦) あっ、私をディアラバの小説を書いているよ! (2015年11月23日 9時) (レス) id: 4805b4bd95 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - アリスさん» いいですよ!では私もさっそくタメで!よろしくね!! (2015年11月20日 18時) (レス) id: c6d96d82dc (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 空さん» 有難うございます! タメでもいいですか? 私はいいですよ(≧∇≦) (2015年11月18日 20時) (レス) id: 4805b4bd95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空 | 作成日時:2015年9月16日 21時