【DIABOLIK LOVERS】上弦の月2

エスコート ページ17

私たちは朝食を済ませ正装に着替えた




ふぅ…ドレスはやっぱりなれないなぁ









シ「なにぼーっとしてる」




え？





白のタキシードに身を包んだシュウさんが私に話しかけてきた



『っ！！////』



シュウさんかっこいい……





シ「A……？」

『え！？あ、名前……』

シ「そうあんただよA？ﾆﾔｯ」


う……わ……////
名前で呼ばれるとテレる……


シ「顔赤……ｗ 何？俺に見とれてたの？」



余裕そうな顔で私の顔を覗き込んでくる

『〜っそんなんじゃないです！！』



シ「A」


『もう！なんですか！……っわぁ！』


私は気づいたらシュウさんの腕の中に……



シ「今日絶対に俺から離れるな分かったな」

『は、はい』

シ「それと俺がお前をエスコートする。許嫁ってことにするから敬語はやめろ」

『いいい許嫁！！！！？』


シ「いやなのか？」


『いやじゃないですけど……。むしろ嬉しいっていうか……』







シ「ならいいだろ？そっちの方が都合がいいんだ。わかったな」


『はい……？』


シ「敬語」

『あ……は……じゃなくて、うん！』



？？





シュウさんは私の手を握りリムジンへ向かった




私はその後「都合がいい」の意味を知ることになる

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