【DIABOLIK LOVERS】上弦の月2

嵐の前の静けさ ページ15

朝……


シ「はぁ、寝不足……お前のせいだ」

『なんかすみません……』




昨日の夜は私がシュウさんに抱きついたまま寝てしまいシュウさんは座ったまま寝たそうで……



寝不足不機嫌大魔王様になってしまっている









シ「はぁ……あんなんじゃ寝るにもねれない……生殺しだﾎﾞｿｯ」


『ん？なにかいいました？』

シ「なんでもない。あんたは寝相わるすぎだ」

『え！？そんな動いてないですよ！』

シ「しかも寝顔ひどすぎ」

『ちょっとそれはいわないで……』



なんやかんや言い合いながら

リビングにいくと




レ「…………ｷﾞﾛｯ」




ビクッ


レイジさんまで…………寝不足ですか？



『レイジさんご機嫌麗しゅう……素敵なお顔でございますね』


レ「……無理して言わなくていいです。目が泳ぎまくってますよ。はぁ……誰のせいだとおもってるのですか」


『え…？』

レ「貴女達が昨日ドレスを着たまま森などに入るからドレスにしみがついてしまい……私が夜なべしてとったんですからね」




おうっ……
レイジさんの眼鏡ビームが……！


『すみません！すみません！すみません！』



眼鏡が光ってるよー！
もう目が見えないくらい光ってるー！




シ「ﾌﾝ……ご苦労だな」


レ「……ﾁｯ」





すると他の兄弟達もリビングに集まってきた




珍しい光景だ……

いっつもバラバラだし
口数も少ない兄弟だから朝からこんなしっかり集まるなんて



いい光景だ




ラ「レイジくん シュウくんおはよう。だいぶご機嫌だね」

ア「笑顔がたまんないな」


シ・レ「…………」






カ「うわ、ひどい顔です」


ス「…………ｳｾﾞｪ」









まぁ嫌味は言い合うけどね









ユ「Aっ！」


『ユイ！』



よかったぁ！


ユイもリビングに来た


うん元気そうだし本当によかった



『ユイがめざめなかったらどうしようかと……』

ユ「心配かけてごめんね？もう大丈夫だから」

ニコッと笑って微笑むユイ



〜〜〜っユイーー！LOVE！！



ユ「きゃっ！A！？もうっﾌﾌﾌ」


私は思わずユイに抱きついた




ぎゅーーー



ベリッ








シュウさんとアヤトくんにユイと私は引き剥がされた




『なにするんですかシュウさん』


シ「…………うるさい」






ユ「アヤトくん？」

ア「あいつとだきあってんじゃねぇ！」

ユ「？？」




ラ(どちらとも何かあったな……ﾆﾔｯ)

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