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「・・・そう。心配は不必要だったわね！」
甘露寺の記憶の中の優樹菜は、途轍もなく凍りついたかのような冷たさを持つ少女だった。
その瞳と同じ、蒼い刀を手にする鬼殺隊の最弱の階級・癸の少女。
前世で優樹菜の両親を殺した鬼に襲われていた優樹菜を救けたのが甘露寺だったのだ。
両親を失ったショックからなかなか立ち直れなかった優樹菜を自分の屋敷に連れ帰った甘露寺は、産屋敷に頼んで鬼殺隊にさせる決意をしたのだった。
だが、優樹菜は刀を扱ったことがなく、ひ弱だった為力もない。
体力も一般人並の為、限界が来るのも早かった。
初めは自分の呼吸である「恋の呼吸」を習得させようとした甘露寺だったが、一年半ほど鍛錬をした上で気づいた。
「優樹菜ちゃんには、優樹菜ちゃんに合う呼吸があると思うの」
『私に合う呼吸・・・・・・？』
そこで作り出されたのが今現在優樹菜の扱う「雫の呼吸」だった。
優樹菜の刀の色から、水の呼吸が適しているのではないかと考えた甘露寺は水柱である冨岡に相談。
冨岡とも鍛錬していくうちに、水の呼吸の派生である雫の呼吸を習得したのだった。
だが、ここからも難題がいくつもあった。
雫の呼吸を作り出せたのは喜ばしいことだったが、型の数は多く作ることが出来なかった。
その時点での優樹菜の型は参ノ型までのみ。
水の呼吸が捨ノ型まである中で、三つしか作ることが出来なかった。
その為優樹菜は鬼殺隊で一番下の階級の癸からなかなか上がることが出来ずにいた。
型の数が少ないほど、攻撃パターンは限られていく。
だから鬼を退治するのも毎回一苦労だったのだ。
そんな中、甘露寺は鬼になった妹を連れた鬼殺隊士、竈門炭治郎と出会った。
炭治郎が水の呼吸を扱うと知ったいなや、甘露寺から優樹菜と仲良くしてくれないかと頼まれた炭治郎は快く承諾。
その頃には既に絶望に浸っていた優樹菜を光の下まで導いたのが、彼ら、竈門炭治郎や妹の禰豆子。我妻善逸や嘴平伊之助。
そして、同じく炭治郎の影響で成長し始めていた栗花落カナヲだったのだった。
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» あるあるすぎる・・・！発想がすごいですね笑私の場合、一番くじは後ろの人が去ってってましたけど (2021年11月14日 22時) (
レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 一番くじ 舐めプで行けば 大行列。前の人 フィギアが無くて どこか行く。 (2021年11月14日 21時) (レス) @page29 id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 勉強中 小説読めば 止まらんわ。 (2021年11月14日 21時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - リィさん» あっ😅変換ミス・・・！教えてくださりありがとうございます！！ (2021年10月18日 16時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - ちょっと気になったことがあったんですが、87の夢主が煉獄さんに"気に止むことはない"と言われていましたが"気に病む"では？ 相変わらずとても面白いです！続編行きましたが更新頑張ってください！！！ (2021年10月18日 11時) (レス) @page24 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月9日 22時
