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『ああもう！！いいから、はやく離れてってば！！こっちだって余裕ないんだから！！』
次から次に攻撃を仕掛けてくる童磨。
まだ肺の凍るような攻撃は来ていないが、それが来れば死にかけるのは目に見えている。
(な、何が起こった・・・・！？気づいたら後ろまで飛ばされてた・・・・・！それに、なんなんだあのヴィランは！？)
混乱する頭で、緑谷は立ち上がった。
何か事情を察していたような轟に顔を見るが、轟は首を横に振る。
「・・・・俺たちは大通りに出よう」
「お、俺はあの子を止めないと・・・・」
「いや、無駄です。あれを止められるのは・・・・今この場に、華城しかいないんで」
「だが、友を見捨てるなど・・・・！」
「これだけ言っておく。あれはヴィランでもなんでもねぇ＿＿＿＿＿＿あれは、人を喰う鬼。そして華城は・・・・・」
自分たちを庇うように刀を振るう優樹菜を見て、轟は真剣な顔で言った。
「鬼から人を守る、鬼殺隊だ」
☆
『(やっとどっか行ってくれた・・・・・)』
轟のおかげか、後方に居なくなった緑谷達。
この狭い路地裏で戦うのも大変なのに、守るべき人がその場にいたらかなり戦うのは困難だ。
「あーあ、稀血の子も居なくなっちゃった。ま、いいや！ねぇ優樹菜ちゃん、よければ鬼に＿＿＿＿＿」
『なるわけない。』
＿＿＿＿＿＿雫の呼吸 陸ノ型 雨天恋歌
＿＿＿＿＿＿血鬼術 凍て曇
夏が近いというのに、周囲に広がっていく冷気。
優樹菜は顔を顰めながらも呼吸を使い続ける。
『相変わらず、お花畑な頭してるんだね・・・！！』
「えー・・・酷い言われようだなぁ」
＿＿＿＿＿血鬼術 蓮葉氷
『っ・・・・・』
細かい氷が周囲に舞い、呼吸を使おうとしていた優樹菜は口元を抑えて後方へ下がった。
童磨のこの血鬼術は人間の肺を凍らしてしまう。
かなり厄介な血鬼術だ
「・・・・ねぇ、優樹菜ちゃん。本当はもう痛くて逃げたいんじゃないの？」
『この私が逃げる？そんなこと、するわけないでしょう・・・・？』
童磨の鋭い斬撃に切られた肌や隊服。
そして肺の凍るこの冷気。
『(私は絶対逃げたりなんてしない)』
＿＿＿＿＿＿＿心を燃やせ
＿＿＿＿＿＿＿華城
そう、言ってもらえたから
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» あるあるすぎる・・・！発想がすごいですね笑私の場合、一番くじは後ろの人が去ってってましたけど (2021年11月14日 22時) (
レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 一番くじ 舐めプで行けば 大行列。前の人 フィギアが無くて どこか行く。 (2021年11月14日 21時) (レス) @page29 id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 勉強中 小説読めば 止まらんわ。 (2021年11月14日 21時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - リィさん» あっ😅変換ミス・・・！教えてくださりありがとうございます！！ (2021年10月18日 16時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - ちょっと気になったことがあったんですが、87の夢主が煉獄さんに"気に止むことはない"と言われていましたが"気に病む"では？ 相変わらずとても面白いです！続編行きましたが更新頑張ってください！！！ (2021年10月18日 11時) (レス) @page24 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月9日 22時
