敵船 ページ10
白ひげ海賊団になって数日経った頃、皆でワイワイ話していたら「敵船が来た」と報告があった…
敵船…
私が船に乗って初めての敵船。
ふーん。
何だか面白そう。
マ「Aは部屋で待ってろよい!!」
「え? 私は大丈夫だよ。私も戦わせて?」
私のその返事にマルコはハッとした顔になった。
マ「…。分かったよい。でもあまり無理はするなよ?」
「分かった!!」
そうマルコに返事をし甲板へ向かった。
結構、敵乗り込んで来てるなぁ。
「あー、なるほど。ちなみに敵船はぶっ壊してもOK??」
イ「あぁ!!大丈夫だ!」
「分かった!なら、レダクト!!」
呪文を唱えた瞬間敵船は粉々になって海の藻屑になった。
皆『は?え?』
皆の反応は面白かった。
豆鉄砲をくらった鳩みたいな顔をしていた。
「まずまずって感じね!」
敵「お前!!俺達の船に何をした!!?」
「え?何って呪文を使って粉砕した?」
敵「何言ってんだコイツは!?」
そう言って男は私に向かってきた。
イ「お嬢危ない!!」
「あー、大丈夫大丈夫。ステェーピファイ!!」
その男は失神した。
イ「あー、うん。お嬢が無事で良かった。」
「意外と弱いんだね。」
いやいや!!Aが強いんだよ!
と皆心の中でツッコミを入れた。
その時、パァーン!と拳銃の乾いた音が鳴り響き隣に居たイゾウの肩を掠めた。
「ちょっと!?イゾウ大丈夫!?」
イ「あぁ!これぐらい大丈夫だ!」
イゾウはその間に撃って来た奴を拳銃で倒した。
「痛そう…。ちょっと待っててね。ヴォルネラ・サネントゥール。」
瞬く間に傷が癒えた。
イ「!?お嬢ありがとう!!」
「いえいえ!!」
その後、皆で力を合わせて敵を全員倒し海へ流した。
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作者名:はに | 作成日時:2022年9月16日 19時