こちら、リア充撲滅委員会です。2

撲滅 68 ページ18

須藤「あ、改めて、須藤灯です」

トト子「え、そこから？」






すごく声が震える


この気持ちはゆかりにも話してなかったから





A「ゆっくりでいいから…」






銀さんはなんでこんなに優しいのかな……




須藤「私も、ゆかりもあなたのことが羨ましかった。話しかけてもいないのに、むしろ避けているのにおそ松くんたちと一緒にいるのが悔しかった」






これは、ゆかりの動機だ


確かに私も嫉妬はしていたけど


別におそ松くんが一緒にいるぶんなら良かった








でも




須藤「ただ、一番の理由は……私がトド松くんのこと、好きだから」



須藤「中学のときからずっと見てた。この高校えらんだのもトド松くんがいたから」



須藤「気持ち悪いよね、ストーカーまがいのことして、勝手に嫉妬して、嫌われるようなことして…実際に部活でも口きいてくれなくなっちゃった………ほんと、自業自得」






視界がぼやけて、上手く話せなくなる




須藤「ご、ごめんなさいっ……ほんとにごめん、なさい………ぅぅ……嫌いに………ならないで………」


A「泣きやんでよ」


須藤「ご、ごめん、なさい」


トト子「敬語も禁止」


須藤「……へっ？」


A「まさか、ここまで愚痴っといて、さよなら〜なんてする気？」


トト子「そんなわけないよね？灯」


灯「………うん、あ、ありがと！！」


A・トト子「どういたしまして」

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