【プロローグ】さざ波の声がする ページ2
私はもう一度、制服のリボンを直してカバンをきつく握りしめた。
………とはいえ…
初日だからって張り切りすぎちゃったかな。まだほとんど人気がない。
校門の辺りでうろたえていると、背後で男の子の声がした。
湾田「おい浪川、あの子可愛くね？」
浪川「あ？…俺は女なんて興味ねーよ」
私が振り替えると、ドレッドヘアーの男の子はニッと笑った。
湾田「おはよっ！…もしかして入部希望？………つーか見掛けない顔だな………」
浪川「………お前が学校中の女子の顔覚えてるって噂、信じたくなるぜ」
呆れる男の子は私を見て少し睨んでから、こう言った。
浪川「………お前は誰だ」
髪型のせいもあってか、サメのような鋭い気迫に恐怖さえ覚えて戸惑っていると、ドレッドヘアーくんが口を開いた。
湾田「おいおい、初対面の、しかも女子に向かってなんだよその態度は。
…………ああ、俺は湾田七雄人っていうんだ！君は？」
唐沢「私は………今日から転入してきました。唐沢Aといいます」
湾田「へぇー！なんだ、君俺らと同じクラスじゃん！」
ニコニコしている湾田くんは凄く人懐っこい感じで友好的。
浪川「………先行くぞ」
不機嫌極まりないサメ頭くんはまだ名前もしらないけど
彼が緊張していることはなんとなく感じていた。
今日の海の男！
浪川「おい、そこのお前！…俺の彼女になれ！！」
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涙音(プロフ) - ＊文月＊〜huduki〜さん» 返信遅くなってごめんなさい。こんな風に誉めていただいたのははじめてです。書いていて良かったです........！実は近々この続編を上げることになりました。もしよろしかったら読んでみてください。本作よりさらに良いものになるよう精一杯執筆いたします。 (2016年12月11日 23時) (
レス) id: 541fead6be (このIDを非表示/違反報告)
＊文月＊〜huduki〜(プロフ) - 私は5年くらいこのサイトで色々な小説を読んできましたが、その中でこの作品がダントツで面白いです。もっと熱く語りたいのですが、文字数の上限をこえそうなのでこれくらいにしておきます。気持ちが伝わると嬉しいです。これからも素敵な作品を作っていってください。 (2016年11月14日 10時) (レス) id: bb022945e6 (このIDを非表示/違反報告)
涙音(プロフ) - 律華@Twitterはじめました。さん» コメントいただいて久しぶりに戻って参りました…とりあえず少しだけ更新しましたが、夏休みに完結できたらと思います！すっかり放置してました… (2015年7月4日 21時) (レス) id: 71e3a373e6 (このIDを非表示/違反報告)
律華@Twitterはじめました。(プロフ) - 更新頑張ってください！続き見たいです！ (2015年7月4日 5時) (レス) id: 7cb333b288 (このIDを非表示/違反報告)
海王星(プロフ) - 久しぶりの更新だね笑 相変わらずの素晴らしい文才！期待に胸が弾むぜ( ´∀｀)← (2014年8月9日 17時) (レス) id: c49ea11c01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/enkorimatsue/
作成日時：2014年1月14日 1時
