小さな幸せ 5

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二「いいよ、別に‪(笑)」



千「ミツ心配性だからねー
なんともなくてよかったよ。
で、熱は下がったの？
計ってみて」



私「ないよ、ないない。
元気だもん。
ニカちゃん達暇なら一緒に
ゲームしよ？」



二「なかったらね」




やってくれるんだ



もういっぱい寝たし、みっくんいないから
暇だもん






ピピピピッ ピピピピッ





私「……」



千「……え」



二「は？ たけーじゃん！」





38.1℃ と表示された体温計が
3人の間で、行き来する




朝より上がってるし……





私「……ゲーム」



二「だめ、寝てなさい」



私「……はい」





なんて事だろう



ベットに横になったら、



具合悪い気がしてきた、



悪いんだけど……





千「これじゃ、ミツが心配すんのわかるわ」



二「ほんと、自分で気づかないとか
ありえないから」




なんか、ぶつぶつ言われてるし




千「薬飲んだ？」



私「朝は飲んだ」



二「今、もう夜ですけど」



私「……よく寝た」



二「でしょうね、
なんか食べれる？
ゼリーとアイス買ってきたけど」



私「……いらない」



二「食欲ないんじゃん
朝は食べた？」



私「みっくんがお粥作ってくれた」



千「まじで？ ミツそんな事すんだ
ニカ作れる？」



二「いや、無理」



千「え、どうする？なんか
買ってこようか、何食べれそう？」



私「……枝豆」



二、千「……」



私「茶豆でもいい」




二「……ミツの言ってた通りじゃん」





〜ピンポーン♪




千「あ、誰か来たよ？」



私「ミカかも」




仕事終わったら来るって言ってたし




千「友達？ナイスタイミング！
俺出るね〜」




千ちゃんがかわりに
玄関に行ってくれた



ミカ、びっくりしちゃうかも



千ちゃんに出迎えられたら




ミ「A、大丈夫？」




寝室を心配そうに覗くミカ




私「うん、ありがとう、大丈夫みたい」



ミ「心配したよ、電話でないから」



二「だよねー、おかげで俺達
ミツに様子見てこいって言われてさー」




説明してる、ニカちゃん

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