小さな幸せ 3

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私「おーなーかーすーいーたー！」




みっくんに車で送ってもらってる車内、



後部座席で不満爆発




北「んははっ、うるせーよ(笑)」



私「みっくんのせいで、朝ご飯食べる
時間なくなったー」



北「俺のせい？(笑)
Aだって気持ち良さそうな顔してたけど」



私「やーめーて！」




散々言い合ったとこで、
車はオフィス街に差しかかる




北「この辺でいい？」



私「うん、大丈夫、ありがと」




会社から、少し離れたところに
車を停めてくれる




北「あ、俺今日遅いから、先寝てなね？」




なんか、くすぐったい



一緒に生活してるって感じがたまらない




私「うん、わかった」



北「なんかいいな、こういうの(笑)」




みっくんも、同じ気持ちなんだって
思ったら、更に嬉しくなった




すっと車を降りて、
会社まで歩いてると




「ラブラブ？」




ドキっ！



誰に見られた？



恐る恐る振り返って、ほっとする




私「なんだ、ヤスか」



ヤ「なんだとは、なんだ！
今の宏光だろ？」



私「見えた？」



ヤ「見えねーけど、俺車知ってるから」



私「なんだ、よかった〜」




会社まで、一緒に歩いてると




ミ「おはよ〜、なに？一緒に来たの？」



私「違うよ、そこで会ったの」



ミ「A、どこから来た？
駅で会わなかったね」



ヤ「こいつは、ラブラブな彼氏に
車で送ってもらったみたいよ？」



ミ「あ！仲直りしたんだ！」




そうだ、ミカに報告するの忘れてた




私「うん、仲直りしたー」



ヤ「なに、ケンカでもしてたの？」



私「いいでしょ、別に」



ヤ「ま、いいけど(笑)
今度の休み、フットサルやんだけど、
来れるか聞いといて？」



私「自分で聞けばいいじゃん(笑)」



ヤ「なかなか連絡つかないから
お前に聞いといてもらった方が早い」



私「わかった、聞いとくね」




なんか、今の彼女っぽくない？




ヤ「ニヤニヤしてねーで行くぞ(笑)」




先に歩きはじめた二人を慌てて
追いかけた





朝ご飯を食べ損ねたせいか、
腹ぺこな私




私「ねー、ミカ、お昼何食べる？」




仕事中、何度も目の前の席のミカに話しかける

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