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振り向くと、
マンションから出てきた
みっくん
みっくんの声で、アトミーの手が離れ、
解放された
北「おかえり」
私「た、ただいま」
マスクして、キャップを
被っているから、
また出かけるとこだったんだろう
北「アトミー、ありがとな、
送ってきてくれて」
ア「あ、うん、全然」
北「でも、手は出さないで」
まっすぐな目で、アトミーに
言ってる姿にキュンとした
けど、
私「そんなんじゃないよ?(笑)」
北「Aは、黙ってろ」
私「……」
あれ、
なんか、険悪な雰囲気……
なのかな?
アトミーにそんな気ないのに……
ア「……北山くんが、
寂しい思いさせないならね」
北「……」
あれれ?
なんでそんな挑発的な言葉を言うんだろ
なんとなく気まずい雰囲気に
酔いも覚め始め
ア「じゃ、また」
私「あ、うん、送ってくれてありがとう」
事が大きくならないうちに
帰ってくれて、ほっとした
帰っていくアトミーを
見送ると
みっくんと目が合う
北「口説かれてんじゃねーよ、ばか」
あ、
怒ってる
私「……」
せっかく久々に起きてる
みっくんに会えたのに……
悲しくなって、俯くと
北「入るぞ」
目の前に手を差し出される
私「……どっか行くんじゃないの?」
北「誰が?」
私「だって、その格好」
北「Aがそろそろ帰ってくるかなと
思って、駅まで行こうとしてた」
うそ
嬉しすぎる
手をひかれ、エレベーターの中
北「ミカちゃんとって言ってなかった?」
私「うん、ミカと飲んでたら
偶然会って、ヤスもいたの」
北「そっか」
あー、うずうずする
久々にくっつきたい
早く着かないかな、エレベーター
私「うーー!」
北「なんだよ(笑)」
私「早く着けーー!」
北「ふふっ、なんだそれ」
玄関に入ったとたん
靴を脱いでるみっくんに飛びつく
北「うおっ!笑
あっぶねーなぁ」
よろめく、みっくんに
後ろからギューって抱きつく
北「ほら、靴脱いで?」
私「いや」
北「嫌じゃなくて」
私「いーやっ」
離れたくない
笑いながら、私の腕を解き
靴を脱がしてくれる
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なみすけ(プロフ) - ひろぴーさん» ひろぴーさんのコメント笑っちゃう……笑 いつも楽しみにしてくれて最大級に嬉しいです!笑 次のシーンはドキドキですねー早めに更新できるようがんばりますね! (2019年10月21日 5時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - merさん» ニカ担さんでしたか!いつも読んでいただき光栄です!次はイチャイチャシーン突入ですねー(笑) (2019年10月21日 5時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ひろぴー(プロフ) - うふふ、うふふうふふ。めちゃくちゃ愛されてるのに、不安になっちゃう主人公ちゃんも可愛いすぎます…って主人公はあたしですね笑相変わらずの怪しいコメントですが笑めちゃくちゃ楽しみにしてる気持ちは最大級です!! (2019年10月20日 21時) (レス) id: feb04bb6fa (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています♪ わたしニカ担ですが、このお話大好きです!続きが楽しみすぎます!! すげーしたいだなんて(///∇///)みっくん、、、← (2019年10月20日 20時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - yk717miraiさん» コメントありがとうございます!少し辛抱してくださいね笑 (2019年10月15日 19時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみすけ | 作成日時:2019年9月16日 23時