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ガチャ
ドアを開けると、スッと玉ちゃんが
玄関に入ってきた


玉「ごめん、誰かに見られると
まずいから」


私「うん、上がって?」



玉「ここでいいよ」
玄関でふわっと笑う



玉「Aちゃん大丈夫?
ガヤに頼まれたんだ、様子みてきて
って。
メンバーで、俺しかAちゃんち
知らないからw」



私「そっか、ありがと。
私は、大丈夫だよ!さっき、
みっくんがユカに電話くれて、
事情がわかったから……」



玉「……騒ぎがおさまるまで、
待ってて欲しいって。
ガヤは、Aちゃんしか
みてないよ……大丈夫」
ふわっと笑う



玉ちゃんの笑顔を見て
ホッとしたら、ボロボロと涙が
溢れてきた





私「…………
…………ほんとは……疑っちゃっ……たの
……ヒック……あの……女優さ……んの事
………ヒック……好き ……なんじゃないか
……って……」
泣きながら話す



玉「Aちゃん?」



玉ちゃんがふわっと私を
抱きしめて、背中をさする



玉「ガヤは、大丈夫
俺が見ててもわかるよ、ほんとに
Aちゃんしかみてない
……こういうのは、俺らの世界じゃ
よくあるんだよ
……あんな記事とかじゃなくて
目の前の本当の姿を信じてやって
ほしい……」




玉ちゃんの腕のなかで
ウンウンって何回も頷く



顔をあげて、ニコっと
玉ちゃんから離れる



玉「ふふっwww
ヤベェ!ガヤに怒られるw」



二人で笑い合う

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作者名:なみすけ | 作成日時:2017年5月4日 16時

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