Stand by me 5

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首をブンブン振る



大「嫌やって(笑)ほなな！」



私の手を引いて、
ケータリング会場を出る大倉くん




私「……ありがとう」



大「ええよ(笑)俺がしたかってん」



私「大丈夫かな、わたしの彼氏と思われちゃったよ？
マスコミにでも売られたら……」



大「堂々と違う言えるやん(笑)」




笑ってる大倉くんに安心する



わたしのゴタゴタに巻き込んでしまったのに、
なんて暖かい人なんだろ




私「……あの、手」



繋いだままなんですけど……



大「ええやん(笑)」



離してはもらえないらしい……ｗｗｗ





私「なんであそこに居たの？」



大「あ！忘れてもうた〜！
食べもん、何あるか見に行ったんやった〜！
カレーしか覚えてへん(笑)」




ふたりで笑いあう




大「Aちゃんは、笑ってたほうが
可愛ええな！(笑)」




……ドキッ！



この人も、サラっと人の事ドキドキさせるｗｗｗ



太輔みたい(笑)





……会いたくなっちゃった……




大「行ってくれば、ええやん(笑)」



私「え！！」




エスパー？！




大「ぶはっ(笑)わかりやすっ！！！」




恐らく、びっくりした顔をしてるで
あろう私




私「……いってきます」




爆笑しながら、キスマイの楽屋まで
送ってくれる大倉くん





ガチャ！



大「お届けものやで！」



勢いよく楽屋のドアを開けて
顔を覗かす大倉くん



北「また来た！(笑)」



みっくんの笑い声



大「藤ヶ谷くんにお届けものや(笑)
ほれ、はいりーや！」




わたしの背中を押して
ほなな〜って帰っていく




藤「A、どした？」




……声を聞いただけで、胸がいっぱい




スタスタ太輔の元に歩いてって
ソファーに座ってる太輔の首に
ギューッてすると



自然と腰に腕を回してくれる



それだけで受け入れてくれてる安心感が
半端ない



あんなに嫌だった事さえも
一瞬で忘れそうなくらい安心する




ニ「さっきは、親子だったのに
急にラブラブ(笑)」



ニカちゃんが、からかってる



北「お前は見るな！！(笑)」



ニカちゃんをペシっと叩くみっくん






藤「なんかあった？」



耳元で太輔が優しく聞く



ブンブン首を振る



藤「わかりやすいな(笑)」

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