Stand by me 5

164〜Fside〜 ページ3

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か「Aさんのブレスレット、
ほんとにすみませんでした」



藤「俺に謝られても」



か「藤ヶ谷さんからのプレゼントだったんですよね」



藤「いいよ、直ったし。
本人がいいって言ってんだから問題ない」



か「やっぱり、お付き合いされてるんですね」



藤「わかったなら、ほっといてもらえると
嬉しいんだけど」



か「わたしとAさん、何が
違いますか？」



藤「は？」



か「どうしたら、好意をもってもらえるのかと
思いまして……」



藤「なにもかも違う、俺はAって
いう人間が好きなの
誰が何しようが変わらない」



はっきり言わなきゃわかんないだろ



か「……そうですか」




おとなしくなった？ｗｗｗ



まぁどう思われてもいいんだけど




レコード会社の人と、軽く打ち合わせして
タクシーでダッシュで帰る



さっき、スタッフさんに買ってきて
もらったケーキを持って、自分ちなのに
インターホンを押す



こうやって帰んのはじめてかもｗｗｗ



私「太輔？」



Aが不思議がってるのも
可愛くて仕方ない



玄関まで出てきて、



おかえりって抱きついてくる



藤「ただいま(笑)」



私「なんで自分ちなのに、ピンポン押すの？(笑)」



抱きついたまま聞いてくる



藤「出迎えてほしかったから(笑)」



クスクス笑ってると思ったら
騒ぎ出すｗｗｗ



私「あー！ケーキ！
早く食べよー！」



俺よりケーキ(笑)



俺の手をひっぱって、リビングに
並べられたご馳走の前に連れてく




私「お寿司も買ってきた！
太輔好きでしょ？」



自分、嫌いなくせに俺の好きなもの
用意してくれてるし



藤「Aが好きなものでいいのに」



私「え？ケーキがあるもん
後ね、枝豆」



藤「つまみかよ(笑)」



私「好きなの！」



藤「じゃ、乾杯しよっか」



私「うん、待ってて、ビール冷やしといた」




冷たいビールで、お互いに
お誕生日おめでとうって言い合って
乾杯する

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