Stand by me 4

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安「そうなんだ！良かったじゃん」



「え？じゃあさ、俺らのとこ戻ってくるの
ほんとは嫌なんじゃないの？」



私「嫌じゃないよ(笑)
だって……ぐふっｗｗｗ」



安「うわ！にやけだした！なに、なんなの？」



私「一緒にね……ぐふっｗｗｗ」



「やべー！Aちゃん壊れた(笑)」



私「一緒に住まないかってｗｗｗ」



「かっこい〜！俺も言ってみたい(笑)」



安「なんだ〜！大事にされてんじゃん」



私「ぐふっｗｗｗ」




ほんとは、誰かにきいてほしくて
たまらなかった



わたしの彼氏ですって、堂々と言って
歩きたいけど、そんな事は絶対できない



他の人にバレないように、つきあわなきゃ
いけないなんて嫌だけど、



そんな人を選んだのは、間違えなく自分だし



内緒にして一緒にいれるなら、
一生バレなくていい



だから、なにも隠さず思った事を言える
この場所は、わたしには楽しくて仕方ない



安「Aちゃん、飲みすぎ〜(笑)」



私「だって、楽しいんだもんｗｗｗ」



「そういえばさ、めっちゃ可愛いマネージャー
入ったって、さかもっち騒いでたけど
もしかして藤ヶ谷くんにつくの？」



私「そのとおり」



「えー！Aちゃんいいの？」



私「しょうがないよ、嫌だけど！」



「会社が決める事だもんね〜」



そのとおり！



「まぁ藤ヶ谷くんなら大丈夫だよｗｗｗ」




わたしもそう信じてた



あれを見るまでは……





安「明日もあるし、そろそろ帰ろっか！」



安井くんの呼びかけで解散した



わたしがタクシーで向かった先は
太輔のマンション



やっぱり、会いたくて



運転手「お客さん、着きましたよ」



目の前の光景に固まるわたしに
不思議そうに声をかける運転手さん



私「……すみません、行き先変えても
いいですか？」



わたしは自宅に帰った



タクシーの中から見えたのは



かなさんの肩を抱いて、マンションに
入っていく太輔



……なんで？



久々の自宅に入った瞬間
泣き崩れる



タクシーの中で懸命に堪えてた涙が
いっきに溢れてくる



どうして？



不信感でいっぱいの中、
シャワーを浴びて眠りにつく

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