俺だって YS side ページ18
YS「ユウ？」
ユウの瞳が俺を捕える。
「なに？」
YS「なにが怖かった？」
「ジョンウンに会うこと。」
…ストレートだな
YS「嫌だったか？」
「違う。けど…」
YS「けど？」
少しずつユウから言葉を引き出そうとする
「この前ジョンウンと一緒にいたでしょ？」
YS「あぁ」
「その後ね、なんか苦しかった。」
YS「苦しい？」
「うん。なんか、胸がぞわぞわして、喉が…キュゥって締め付けられて、おなかのあたりが冷たくなって…。」
YS「それで？」
「ジョンウンからメッセージが届いたの」
YS「うん」
「そしたらね、笑ってた…」
たしか、あの日は笑顔の写真が送られてきてたな。
「その後もね、しばらくすると同じ感じになって、またジョンウンから連絡が来ると苦しいのがなくなる。」
YS「そうか(笑)」
「だからね、また会うとあんな風に苦しくなるのかな？って思うと怖かった」
YS「それで？」
テーブルに置かれたユウの手に俺の手を重ねる
「でも、逢わないともっと苦しくて…ジョンウンから連絡がないと苦しくて…私…おかしくなったのかもしれない。こんなこと初めてなんだよ」
(笑)俺はユウの隣に移動するとユウの頭を俺の肩に抱き寄せた。
YS「おかしくなったんじゃない。淋しいんだよ。」
「淋しい？」
YS「そうだ(笑)ずっと一緒に居れなくてごめんな。だけど、お前のここに俺が居るだろ？」
とユウの胸のあたりに手を当てる
「うん。いつもいる。」
その手を俺の胸に移動すると
YS「俺のここにもお前が居る。だからな、苦しくなったらそれを思い出せ。それに…ユウから連絡していいんだからな。」
「うん。でも…怖かったから…」
と、俺を見上げたユウの唇に俺のくちびるをそっと重ねた。
「…ジョン…ウン？」
俺はさ、お前の糸にどんどん絡められてるよ。
まっすぐなその糸にな。
何度か唇を合わせた後
YS「俺だって怖いさ」
と呟いた。
お前の瞳からまた光が消えるんじゃないか。
また、俺を見なくなるんじゃないか…そう思うと俺だって怖いんだ。
「ジョンウンも…怖いの？」
YS「怖いさ。だから、ユウに連絡するし、こうやって逢いに来るんだ」
それだけ言うともう一度唇をゆっくりと重ねた。
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angieuko(プロフ) - マユさん» ありがとうございます^^*きっと、この彼女には兄さんしかいないですよね♪永遠、単純だけど難しい素敵な言葉ですよね (2016年3月2日 18時) (
レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - ジョンウンの魅力的な姿がたまらない。最後の会話シーン「永遠」が沁みました。 (2016年2月28日 6時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ちゃあさん» ちゃぁちゃんコメありあとーです♪兄さん、めっちゃ包容力あるイメージなの＾＾きっと二人はずぅぅっと幸せにしえるはず!!それから…ぎゅたまへの愛…隠し切れてなかった?( *´艸`)溢れ返っちゃってるので＾＾すまそ(笑) (2013年6月17日 19時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃあ(プロフ) - あんじゅたん 読んだよ。兄さんの包容力ハンパ無いーー！そして自分に置き替えて読んだよ。そしてにイェソンがもっと好きになったよ。 きっと二人は幸せにしてるんだよね♪たまに出てくるギュにあんじゅたんからの愛を感じたのは私だけだろうか(笑) ありがとう。 (2013年6月17日 13時) (レス) id: 8e7de482e5 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - emiさん» えみたん♪コメントまで書いてくれてありがと―です♪あんこが書くとちょっと暗くなる＾＾；素敵だって言ってもらえてうれちぃです＾＾ (2013年6月14日 5時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2013年4月23日 19時
