人気なスタッフさん (ページ44)

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#43 *紫ページ44

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ラウのやつ、焦ってんなあ

確かにAは可愛いし気が利くし、仕事もできる

俺自身も惹かれてる部分もある

けど、それを見せずにいるのが大人のやり方

｢あ、ふっかこれ落ちてたよ｣

それは俺が大事に大事に持っていたふっかちゃんのキーホルダー

深｢うわ！さんきゅ、まじか、落としてなの気付かなかったわ｣

｢ドジか笑｣

ストン

胸に矢が突き刺さる音がした

あ、やべえ、これ無理だわ

大人の余裕すら持てねえ

ラ｢あ、Aちゃーん、こっちこっち見て！｣

とどこから現れたのか、自分の撮影された画像を見て欲しいとさりげなく手を繋いで颯爽といなくなる

、、、え、ラウールさん。ガチですか？

岩｢ふっかなんかうるさいな、顔が｣

佐｢にゃは！マジじゃん！！｣

深｢やかましいなっ！｣

ラウの積極的な部分を見て口が開いていた

いや、お前、女性にはピュアピュア言ってたや～ん

え～～？

渡｢？なんでお丸の顔してんの？｣

深｢してねえわ！ラウの積極性に驚いてんだわ！｣

なべにそう返すと、モニター前にいる2人をちらりと確認して、あぁ、と小さく呟いた

渡｢あれ、マジでガチなやつだよね。俺も頑張んないと負けるわ｣

目｢ふは、翔太くんガチっすね。ま、俺も同じ意見です｣

宮｢右に同じく｣

ゾロゾロと集まってきたかと思えば、みんなAのことばかり

阿｢天気の話も楽しそうに聞いてくれるしまじいい子｣

向｢いや、どんな基準？でもまあ、俺の言葉にも毎回笑ってくれるから助かってるんわあるなぁ｣

佐久間が言ってたsnowman全員がAを好きなのは間違いないらしい

みんなで2人を見つめているとラウがこちらに気付く

どこか得意げな顔をしてAに耳打ちをすると
くるりと顔の向きをこちらに向けた

｢みなさーん、ピュアピュア舐めちゃダメだよー。ってラウが言ってる｣

ラ｢あ！最後の言葉入らないの！もう！｣

きゃは！と楽しそうに笑うラウを見て微笑ましい

がしかし

深｢あんま調子乗るとAに言うぞ｣

ラ｢な、なにを？｣

深｢歌舞伎の時に｢うわー、やめてやめて！ごめんって！｣ははっ、うそだよ｣

歌舞伎の時泣いたこと

みんな知ってるだろうけど、それを俺らが話すと顔を真っ赤にして話を止めるんだ

目｢あ、あとキッシンの振り付けも｢それもだめ。｣、はい。｣

最年少の恋を応援するか自分の恋を実らせるか。

どっちにしようかなあ～