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#33 *白 ページ34

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俺の最寄りに着くと2人は改札まで来てくれた


目「家まで気をつけてな」

「ラウ〜!今日ありがとうね、本当に楽しかった!!」


まあ、めめはいつも通りカッコイイんだけどさ

その横でブンブンと両手を振って、嬉しそうな笑顔で見送ってくれるAちゃんについトキめく


本当に歳上なの?ってくらい可愛い

まあ見た目は大人っぽいし、オシャレだし、美人なんだけど。


はーあ、早く大人になりたい


ラ「うん!ありがとう、2人とも。2人も気をつけて帰ってね」

目「おう。」

「ありがと〜!!!」


ラ「ここまで来てくれてありがとうだけど、今度は俺が見送る番笑電車来ちゃうから2人とも行って」


目「ふは、俺らここ来た意味!笑」

「ラウに見送られるの嬉しい!」


2人の笑顔に俺も釣られる


目「んじゃ、行くわ。ラウに見送られるのも悪くねえな」

「というか贅沢かも!ラウ!ほんとにお家まで気を付けてね!」


2人で歩き出し、Aちゃんはもう一度振り返って笑顔で手を振ってくれた


女の子に心配されちゃうんだもんなあ


なんて、そんなことを思うまだまだ子供な自分に呆れつつ、Aちゃんに手を振り返す

めめもそんなAちゃんにつられてこちらを見て
片手をひょいっとこちらに向ける



いいなあ、めめは。

あんなにかっこよくて、スマートで

2.3駅くらいだけどAちゃんとまだ一緒にいられるんだもんね



2人の姿が見えなくなったのを確認し、家へと向かった。

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作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時

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