検索窓
今日:35 hit、昨日:38 hit、合計:413,583 hit

#29 ページ30

.


にくにくにくにくにく


頭の中にはもう肉しかない


目の前に肉しかないのだから。



ラ「ま、まあ、焼くけどね!焼くけどね!」


なんていつも焼いているようで、トングをカチカチと鳴らしながらどれを焼くか悩んでいるらしい


「あ、じゃあ、私も手伝うわ」


あと2つトングがあったから1つ片手に


阿「じゃあ、俺もやこーっと」

「あは、みんなトング似合うね」


なんて3人で顔を見合せカチカチと鳴らす


深「はよ焼けっ!笑笑」


その合図に皆で笑ってしまった


舘「意外と姫は面白センスがあるんだね」

「恐縮です!嬉しい!!」


貴族に褒められてつい嬉しくなる


「ダテさんに愛情込めて肉焼きますね!」

舘「あ、ほんと?姫の愛情なんて嬉しいな。」


ロイヤルな口調で言われるとさらに嬉しい


渡「え、俺も愛情欲しいんだけど、普通に」

目「俺も欲しいっす。」


なんていうから、愛情込めますね!と返答しようとしたら


ラ「はい!末っ子の愛情たっぷりお肉だよ!!」


ドサッとたっぷりのお肉が2人のお皿に届く

腕の長さにびっくりだわ


佐「Aー、お肉ちょうだい〜」


出来上がった肉をダテさんに振り分けていると、ひょいっとお皿を持ち上げていたさっくんに


「おっけー。はい!!」

ラ「あ、俺のお皿にも乗せといて!Aちゃんが焼いたお肉食べたい!」


なんて可愛いからあげちゃう。


深「歓迎会の意味なくなってきたな笑笑」

岩「ま、美味しく楽しく食えたらそれでよし」


阿「じゃ、俺のお肉はAにあげちゃうー」

「私もお返しで阿部ちゃんのお皿にあげちゃうー」


色んな人にお肉を与え、阿部ちゃんのお肉を貰い

やっと食べられる


頭は肉のことで沢山。


阿「はは、ソワソワしてるね」

岩「食べるの好きなんだ?」


「はい!もうめちゃくちゃに!」


そう答えるとみんなが笑い出す


渡「じゃあ、Aも待ってる事だし、食べるか。ふっか、いつものあれ。よろしく」

深「え〜?いつもの見せちゃう?いっちゃう?」

佐「はよ、やれ笑」


その合図で、ふっかがいた抱きますの舞を披露してくれた

合図によっていっせいにみんな食べだしたのだけど、私はふっかのそれが面白すぎてしばらくツボっていた


佐「面白いよね、あれ好きなんだあ、俺」

ラ「あーあー、Aちゃん笑いすぎて涙出てるよ」

ラウが涙を吹いてくれて、やっと笑いが治まって食べることが出来た。

#30→←#28 *白



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (302 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1653人がお気に入り
設定タグ:snowman
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。