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take25. ページ26

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「あれ?翔太顔真っ赤じゃん」

「本当だ、耳まで赤いね」


椅子に座ってくつろいでいただてさん、さっくん

そして阿部さんとじっと座っている岩本さんがいた


「あ、翔太から貰ったの?それ」


手に持っている水素水を指さして、ニコッと笑う


「そうです。よく分かりましたね笑」

「snowmanみんな、それ翔太に何回も勧められてるからね〜、俺は正直効果分からないけど。体にはいい気がする」


見た目のあざとさからは想像できない鋭い意見を放つ。
でもその後にすかさずフォローを入れてくる


「あ、そだ。みんな呼び捨てで呼んでるみたいだから、俺もAって呼んでも平気かな?」


少ししたから上目遣い

うっ、可愛い、、、


「あー!阿部ちゃんあざと!にゃはは」

「あべちゃんのあざとさは、最年少の俺でも勝てない時あるからね笑」


近くにいたさっくんとラウが言う


「はい!もちろん!!」

「やったー!あとタメでね、あ、あとあと阿部ちゃんって呼んで」


「か、かわい!久々に阿部が可愛く見えたわ!」

隣ではふっかが騒ぐ


「皆、Aさんのこと呼び捨てなの、、?」

ロイヤルな彼が言う


「俺はちゃん付けやでえ!可愛いやろ!」

「ふふ、確かに可愛い笑そっかぁ、じゃあ俺は姫って呼ぼうかな」

「まさかの姫呼び!さすがダテさんや、ロイヤルさには誰も勝てん」


あちゃーと大袈裟にリアクションする彼と、それを見て優しく微笑む彼はきっと相性がいいのだろう

テンポが良くて好きだ


「ふは、姫ってすごいね。」

「姫って呼ばれる資格私にありますかね」


姫とは程遠い自分にとって違和感しかない呼び名だ


「女性はみんな姫だから。俺にとって」

「はは!涼太やば、強すぎ」


さっきまで顔を真っ赤にしていたしょっぴーが、彼のロイヤルさに爆笑している

その喜ぶ姿はまるで5歳児だ。


「ありがとうございます。なんか、姫って違和感のない女性になれるよう自分磨きします」

「ふかざあ的にはもう違和感ないけどね」

「確かに。タピオカも似合いそう」

じーっと黙っていた彼が話し出す


「もしもし?」

「なんか一緒にタピ活したい、タピ活」

厳つい見た目から可愛い意見というか可愛い音?が出てきてつい顔が緩む


「あは、タピ活いいですね!どこ派ですか?」

「いや、Aちゃんも好きなんかい!」


緩い会話が続いているけど、思ったよりもみんな優しい。

うん、これなら長く続けられそう

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作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時

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